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ドクター・ドレーがアップル・ミュージックの「Beats 1」の番組で未発表曲を公開している。

“Naked”と題されたこの曲は、マーシャ・アンブロージアスとスライ・パイパーをフィーチャーしたもので、最新作『コンプトン』のためにレコーディングされたものと見られている。

この曲は数少ない『コンプトン』のアウトテイクの一つのようで、ドクター・ドレーは「それらの多くは売るためのものじゃないんだ。もしレコーディング・アーティストや、あらゆるタイプのアーティストであったなら、すべてが売るためのものじゃないんだよ」と語っている。

“Naked”の音源はこちらから。

ドクター・ドレーは自身の番組「ザ・ファーマシー」を7月からスタートさせており、「俺は音楽を作ってきて、今は映画も作ってるわけで、それでラジオ局はどうなんだろうってね。やるに決まってるだろ」と番組の経緯について説明している。

番組では16年ぶりのアルバムとなった『コンプトン』のリリースも発表され、最終作となるとも語っている。

また、ドクター・ドレーが在籍していた伝説的ヒップホップ・グループ、N.W.A.の歴史を描いた映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』も今年は公開されている。

最新作『コンプトン』については、その歌詞で批判を集めることにもなっている。エミネムによる“Medicine Man”の次の歌詞には多くの不満が寄せられることとなった。「Ain’t no one safe from, non-believers there ain’t none/I even make the bitches I rape cum(誰も安全じゃない、無信仰の奴は1人もいない/俺はレイプする、ビッチどもでさえイカせる)」

ドレーは、アルバムに参加したスヌープ・ドッグやエミネム、ケンドリック・ラマーと共にヨーロッパをツアーしたいという希望も語っている。「実現するのを夢見てることの一つだよ。『Beats & Rhymes』というタイトルにしたいね」

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