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ジャック・ホワイトは長らく噂されていた待望のジャック・ブラックとの共演となるテネイシャスDの新曲“Don’t Blow It, Kage”が公開されている。

ジャック・ブラックとカイル・ガスからなるテネイシャスDは今夏にナッシュヴィルにあるサード・マン・レコーズの事務所を訪れて、「伝説的な」楽曲をレコーディングしたことを明かしていた。ジャック・ホワイトとジャック・ブラックは今年6月、一緒にヒースロー空港で写真を撮ったことが話題となっていた。

スタジオでのセッションが形となった“Don’t Blow It, Kage”は先週末のブラック・フライデーに限定のアナログ盤としてリリースされていたが、今回、各種ストリーミング・サービスでの配信もスタートしている。

ジャック・ホワイトがプロデューサーとしてクレジットされている2分の長さのこの楽曲はジャック・ブラックが次のように歌うところから始まっている。「Don’t blow it, Kage / Don’t blow it, Kage / Just play the best shit you’ve ever fucking played(台無しにしないでくれよ、ケイジ/台無しにしないでくれよ、ケイジ/今までで最高の演奏を披露してくれ)」

ジャック・ブラックは新たな仲間として加わったジャック・ホワイトに言及しながら続けて次のように歌っている。「Jack White invited us to party / He wanted us to kick out the jams / Red light, it’s time for us to party / I’m hoping we can kick out the jams(ジャック・ホワイトがパーティーに招待しれくれた/彼は俺たちのジャムを終わらせたかったんだ/赤信号だ、パーティーの時間だよ/ジャムを終わらせることができればいいんだけどさ)」

楽曲はその後、ソロを経てブレイクダウンに入っていくというものになっており、ジャック・ブラックが「ジャック・ホワイトがバカルディを飲んでる」ことを認めた後で、ジャック・ホワイトはテネイシャスDに一緒にバンドを始めないかと問いかけて、「イエス」とカイル・ガスは応じている。

“Don’t Blow It, Kage”の音源はこちらから。

テネイシャスDはジャック・ホワイトのもとを訪れた際の模様を収めた映像を今年8月に公開しており、ジャック・ホワイトはその中で、新たなコラボレーターとなったテネイシャスDについて冗談を交えながら次のように語っている。「分かってなかったんだけどさ。でも、実のところ、全然いい人たちじゃなかったんだ。本当に意地悪なんだよ」

共作した楽曲について、ジャック・ブラックは次のように語っている。「僕とカイル・ガスはジャムをやってね。それが終わらなかったんだけどね。そこでジャック・ホワイトが入ってきてくれて、完成のラインを引く手助けをしてくれたんだ。これは伝説的なコラボだよ」

ジャック・ホワイトは現在、ザ・ラカンターズとして今年6月にリリースした復帰作『ヘルプ・アス・ストレンジャー』を引っ提げたツアーを行っており、現地時間11月18日にメキシコ・シティで行った公演ではジュリアン・カサブランカスと共演してザ・ストロークスの“The Modern Age”を披露している。

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