Neil Krug

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テーム・インパラは来たるニュー・アルバム『ザ・スロー・ラッシュ』からの新たな楽曲“Posthumous Forgiveness”が公開されている。

テーム・インパラは今年10月に『カレンツ』に続くニュー・アルバムのリリースを発表しており、これまでリード・シングルの“Borderline”と“It Might Be Time”が公開されている。

2月14日のリリース日が近づくなか、新年を前にケヴィン・パーカーは陰りのある6分間のスロー・ジャムによる新曲“Posthumous Forgiveness”を公開している。

“Posthumous Forgiveness”の音源はこちらから。

“Posthumous Forgiveness”はケヴィン・パーカーが2009年に亡くなった父親に追悼の意を捧げる楽曲となっている。「Ever since I was a small boy / No one else compared to you, no way / I always thought heroes stay close / Whenever troubled times arose(まだ小さな子どもだった頃から/あなたの代わりになる人なんていなかった、まったくね/いつもヒーローがすぐそばにいると思っていた/どんな大変な時がやってきてもね)」と彼は歌っている。

4分あたりで楽曲はより削ぎ落とされた形となり、コンガのビートとヴィンテージのキーボードをバックにケヴィン・パーカーは次のように思い返している。「少年であり、父親だった」

先日、テーム・インパラは来年のオール・ポインツ・イーストでヘッドライナーを務めることが発表されている。公演は5月23日にロンドンのヴィクトリア・パークで開催され、新作『ザ・スロー・ラッシュ』をリリースいてからの初のUK公演となる。

アルバムが遅れた理由についてケヴィン・パーカーは次のように述べている。「ありとあらゆる言い訳をみんなに差し出すこともできるんだけど、基本的には僕の心や魂や脳の提供できる最善でなければ提供したいと思わない僕の責任に行き着くんだ」

「でも、やっとみんなにリリース日を伝えることができて、ものすごく安心している。みんなもそうだと思うんだけどさ」

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