Derek Bremner/NME

Photo: Derek Bremner/NME

フォー・テットことキエラン・ヘブデンが、レディオヘッドの“Creep”のミュージック・ビデオにエキストラとして出演していたことが明らかになっている。

プロデューサー/DJのフォー・テットはトム・ヨークと共に制作作業も行い、レディオヘッドのツアーのサポートも行っているが、実はレディオヘッド初期からのファンでもあったという。フォー・テットは、“Creep”のミュージック・ビデオに出てくるライヴのシーンで、観客の中にいたという。

「レディオヘッドのツアーに呼ばれたんだけどさ」。フォー・テットはBBCラジオ6ミュージックのジャイルス・ピーターソンにそう語っている。「彼らはすごく大きな存在で、『Drill EP』が出た時からファンだったんだ。僕は“Creep”のミュージック・ビデオに、オーディエンスとして出ているんだよ。レディオヘッドのことは、かなり初期から、すごく熱心に追いかけてきたんだ。そして、彼らが僕のアルバムのファンだということでオープニング・アクトを頼まれて、ライヴ・エレクトロ・ミュージックというものを自分もやってみようと思ったんだ」

フォー・テットは、11月8日に放送されたジャイルス・ピーターソンの特別番組「ワーズ&ミュージック・ウィズ・フォー・テット」の中でこれらのエピソードを語っている。

ティーンエイジャーの頃のフォー・テットことキエラン・ヘブデンが登場している“Creep”のミュージック・ビデオはこちらから。

一方、レディオヘッドは現在、最新作となるアルバムの制作のため、スタジオ入りしているという。2011年発表の『ザ・キング・オブ・リムス』に続く通算9作目となるニュー・アルバムについて、ギタリストのジョニー・グリーンウッドは、「途切れ途切れで」新作に取り掛かっていることを認め、「しっかり時間をとって」もう一度スタートさせたいとしていた。

ドラムのフィル・セルウェイも9月にはアルバムの作業で「忙しくなる」と話しており、アルバムの作業に「戻った」と語っている。

これに加え、トム・ヨークはニューヨーク、ブロードウェイで上演される舞台ハロルド・ピンターの「オールド・タイムズ」のために新曲を制作中であることを明らかにしている。

フォー・テットは、今月末(11月27日)、ロンドンのアレクサンドラ・パレスで行われるチャーチズのライヴにサポート・アクトとして出演する。

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