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モトリー・クルーのギタリストであるミック・マーズは、バンドが再結成を果たすものの、ソロ・アルバムを来年リリースする予定であることを明かしている。

先月、モトリー・クルーは解散時に結んでいた契約書を文字通り爆破する映像を公開して、再結成することを正式に発表している。

モトリー・クルーは最後のツアーの最終日となった2015年12月31日以来、公演を行っていない。2014年、最後のツアーであることを揺るぎないものにするため、モトリー・クルーの4人のメンバーは「ツアー活動の休止」を定めた契約を結び、どのメンバーも将来モトリー・クルーの名義でパフォーマンスを行わないことを決定していた。

今回、ミック・マーズはファンのツイートに応答する形で、2020年にソロ作品のリリースを予定していることを認めている。「俺のソロ・レコードを邪魔する人などいない。誰ひとりね」と彼はツイートしている。「2020年4月を待っていてくれよ」

彼は以前からナッシュビルのブラックバード・スタジオで、音楽プロデューサーのマイケル・ワグナーと共にソロ・アルバムに取り組んでいる。

今年3月、ミック・マーズはポッドキャスト「トーキング・メタル」でソロ・アルバムについて語っていた。「何年もかけて取り組んでいるんだ。正しい形にするためにね。俺の考えでは、ただリリースすることだけが目的でレコードを出すような真似はしたくないんだよ。自分にとって正しいものじゃなきゃいけないんだ」と彼は説明している。「そのためには、みんなが俺の音楽を聴きたくなること、これが必要なわけでね。手抜きをするつもりはないよ。さっき言ったみたいに、ただリリースしたいがために出すようなことはしたくない。そんなの絶対にできないね。だからちょっと時間がかかっているんだ」

アルバムの方向性については次のように語っている。「もちろん、ブルースの要素は入っているよ。でも、いわゆるブルース・レコードとは違っているね。もっとヘヴィなロックの部分が多いんだ。ヘヴィなものをよりヘヴィにしようというような目論見はないけどね。ともかく、うまくいけば今あるものとは少し違っているものになるよ。ギター以外は、モトリーの曲とか、モトリーっぽいものは期待できないだろうね。それよりもさらに少しハードなんだ。でも、ミニストリーとかそういうヘヴィーな連中ほどハードではないよ」

先週、モトリー・クルーのシンガーであるヴィンス・ニールは、別名「ヴァイキング病」とも呼ばれる「デュピュイトラン拘縮」の治療で手の手術を受けている。

ヴィンス・ニールは現地時間11月27日、地元であるテネシー州ナッシュヴィルの病院でこの手術を受けたことを自身のインスタグラムで明かしている。

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