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スリップノットのコリィ・テイラーやマイ・ケミカル・ロマンスのフランク・アイエロらは他のミュージシャンと共にチャリティのためにサイン入りギターをオークションに提供している。

このオークションは子供たちを児童虐待から守るための活動を行っている団体である「ジ・イノセント・ライヴス・ファウンデーション」のチャリティとして行われるもので、クラッチのフロントマンにして同団体の役員であるニール・ファロンがロックスターの友人らに楽器などを提供してくれるよう呼びかけたことがきっかけとなっている。

「児童虐待の話なんて誰も聞きたがらないし、口に出すことなんてなおさらなわけだけどさ」とニール・ファロンは述べている。「目を逸らすという選択肢を選ぶこともできるけど、被害者たちにその選択肢はないんだ。思ったんだよ。自分が手を差し伸べられる立場にいるのに、どうしてそうしないのだろう? とね」

「このオークションを開催するのは、僕たちの助けを心から必要としている子供たちのためにできる身近なことだったんだ」

オークションを告知する動画はこちらから。

スリップノットのフロントマンであるコリィ・テイラーは現時点では正式に発表されていないソロ・デビュー・アルバムの制作中に使用したというギターにサインを入れてオークションに提供している。

また、オークションにはマイ・ケミカル・ロマンスの初期の公演で使用したというフランク・アイエロのギターを初め、彼らの友人であるサーズデイのメンバーのサイン入りのギター、ノー・ダウトのメンバーによるサイン入りギターなどが提供されている。

オークションには他に、フー・ファイターズのメンバーによるサイン入りポスターや、故クリス・コーネルの写真なども出品されている。

オークションは現在入札が受け付けられており、12月8日で締め切られる予定となっている。

オークションのサイトはこちらから。

https://auctions.innocentlivesfoundation.org/auctions/

ニール・ファロンは2017年よりイノセント・ライヴス・ファウンデーションの役員を務めており、共同創立者であるクリス・ハドナジーや弁護士のティム・マロニーらと共に子供たちの安全を守るための活動を行っている。

マイ・ケミカル・ロマンスは10月31日に待望の再結成を発表しており、2012年以来となる公演を行うことを明らかにしている。最初の再結成公演は12月20日にロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムで行われ、ダウンロード・フェスティバル・ジャパン2020を含め、2020年の公演がそこに続くこととなっている。

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