Ed Miles /NME

Photo: Ed Miles /NME

メタリカのギタリストであるカーク・ハメットは、2008年発表の『デス・マグネティック』に続くニュー・アルバムについての予定を明かしている。ただし、表現は曖昧で、ファンをやきもきさせることになるかもしれない。

すでに7年にわたってオリジナル・アルバムを発表していないメタリカだが、今後1年強の間に新作がリリースされるかもしれないという予定を明かしている。

「103.3 The Edge WEDG-FM」にカーク・ハメットは次のように語っている。

「知っての通り、前に進んでいるんだ。来年、ニュー・アルバムをリリースできればと思ってるよ。『デス・マグネティック』と同じような流れになりそうなんだ。方向性的な意味でね。まあ、そのうち分かるよ」

「今、まさにやってるところなんだ」と彼は続けている。「3分の1まで来たとか、3分の2まで来たとか、8分の1だとか、そういうことは言いたくないんだ。だって、何が起こるか分からないし、それで曲も変わるからね。でも、最終的にはメタリカのニュー・アルバムを聴けると思うよ。2016年にほぼおそらく出るか、最悪でも2017年の初めには出したいよね」

カーク・ハメットはバンドの今後についても語り、いつまでメタリカを続けるのかについても話している。

「俺たち全員歳をとったけど、でも今なお突き動かされてるし、エネルギーがあるし、いろいろ影響を受けてるんだ。まだやりたいことがあるんだよ、理性の面でも感情的な面でもね。まだ、やりとげてはいないんだ。キース・リチャーズやミック・ジャガーのような人が70代でもできてるなら、なんで俺たちにもできないんだ?」

約1ヶ月前、ジェイムズ・ヘットフィールドは現在アルバムに取り組んでいることを認めている。

バンドは2014年に行われた「バイ・リクエスト・ツアー」から4公演の音源を完全収録した16枚組のアナログ盤によるボックスセットをリリースすることを発表している。ボックスセットには、モントリオール、ボゴタ、ヘルシンキ、イスタンブールでの公演の音源が収録される。これらの公演はメタリカのファンによって選ばれたものだという。この16枚組のアナログ盤によるボックスセットは500セット限定でリリースされ、各公演の音源の個別の販売も行われる。

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