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ビリー・アイリッシュの兄でコラボレーターのフィニアスは彼女の来たるセカンド・アルバムについて新たな方向性に挑戦した「実験的」なものになると語っている。

本名をフィニアス・オコンネルというフィニアスは今年リリースしたデビュー・アルバム『ホエン・ ウィ・オール・フォール・ アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー? 』に続くビリー・アイリッシュの次回作について、彼女は同作でサウンドを「進化」させることになると語っている。

フィニアス・オコンネルはアメリカン・ミュージック・アウォーズの授賞式の会場で米『ビルボード』誌に次のように語っている。「2作目となるアルバムについては今のところ……僕らにはまだ伝えられていないと思っているストーリーがたくさんあると思っているんだけどね」

「それらをすべて伝えることができたらと思っている。少し実験的になっているんだ。何かを少しでも変えようとしなければ、進化することはできないと思っているからね。そういうわけで、自分たちの音楽で誇りに思っている部分をすべて取り入れながら、新しいものや実験にも取り組んでいる。人々に楽しみにしてもらえるようなものを作ろうとしているんだ」

共作している過程について訊かれると、フィニアス・オコンネルはビリー・アイリッシュとの間に「クリエイティヴ面での相違」があることを認めた上で、それこそがコラボレーションにおける「健全な部分」だとして次のように語っている。

「コラボレーションがいいものだと言える一番の理由はそこじゃないかな」と彼は語っている。

「何かに対してお互いの意見が一致しない時に僕らがいつも言っているのが、そのことに対してより情熱を持っているほうが勝ちだということでね。喧嘩をできるほどにそれを重要だと思っているのであれば、きっとそれはいいものであるはずだからね」

フィニアス・オコンネルのインタヴューはこちらから。

ビリー・アイリッシュは現地時間11月24日に開催されたアメリカン・ミュージック・アウォーズの授賞式でニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー賞とオルタナティヴ・ロック部門のフェイヴァリット・アーティスト賞の2つの賞を受賞している。

ビリー・アイリッシュはこの日、授賞式で“All The Good Girls Go To Hell”の燃えるようなパフォーマンスも披露しており、パイロによる炎をバックに同曲を演奏している。

パフォーマンスの模様はこちらから。

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