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ルイス・キャパルディはノエル・ギャラガーとの一連の論争についてリアム・ギャラガーから称賛されたことを明かしている。

ルイス・キャパルディは今年6月にノエル・ギャラガーが「最近の音楽は自己満足でしかない」としてルイス・キャパルディの音楽をその一例に挙げて以来、彼と一連の口論を展開している。

その後、ルイス・キャパルディはグラストンベリー・フェスティバルのステージでノエル・ギャラガーのTシャツを着てパフォーマンスを行ったほか、ノエル・ギャラガーはルイス・キャパルディを映画『スターウォーズ』シリーズのキャラクターであるチューバッカになぞらえて揶揄している。

今回、ルイス・キャパルディはグラストンベリー・フェスティバルの会場でリアム・ギャラガーからノエルを揶揄したことを称賛されていたことを明かしている。

ルイス・キャパルディは『Q』誌に次のように語っている。「グラストンベリー・フェスティバルのステージを終えた後で、リアムのツアー・マネージャーから僕のツアー・マネージャーの元にメッセージが届いたんだ。『リアムがルイスに会いたがっている』ってね。『もちろんだよ!』って思ったよ」

「彼はその堂々とした歩き方で僕に近づいてきて、こう言ってくれたんだ。『ウチの奴を怒らせていたのは最高だったよ。その調子だな!』ってね」

ルイス・キャパルディは次のように続けている。「それから、『ビールは要るか? 酔っ払いに来たんだろ?』っていうことを訊かれたんだ。僕としては、『まさにこれだよ』っていう感じでね。僕はビールを飲んで、ステージに上がる直前だったから、彼は飲まなかったんだけどさ。ステージも最高にクールだったね。彼は出番の20分前に『一緒に来いよ』って言ってくれたんだ。本当に素晴らしかったね。まさに僕がリアム・ギャラガーに望んでいた通りの人だったんだ」

同じインタヴューの中で、ルイス・キャパルディはエルトン・ジョンと対面した時のことも振り返っており、彼は次のように語っている。「UKのユニバーサル・ミュージックの代表を通じて彼から連絡が来てね。『ランチをしないか?』ということを訊かれたんだ。7月にTRNSMTに出演した週だったんだけど、イージージェットの飛行機に乗ってフランスにある彼の自宅に行ったんだ。とても素敵な人だったよ」

「午後が終わって、僕は早めの飛行機で帰る予定になっていたんだけど、彼が『一日中ここにいなよ』っていうことを言ってくれてね。それで、飛行機を変更して、彼と2人きりで彼のiPadでお互いに曲を聴かせ合っていたんだ。ジョー・コッカーが好きなことを伝えて、『ジョー・コッカーの曲を聴いたことがあるのかい?』と訊かれたり、僕が『ドナ・ミサルは聴いたことがありますか?』と訊いたりしながらね。彼女は僕のツアーでサポート・アクトをしてくれているんだけど、本当に素晴らしいんだ」

「そういうやり取りをしながら、『これは車の中で友達とやっていることだな』っていうことをずっと思っていたんだけど、顔を上げる度に、そこにはエルトン・ジョンがいるっていうさ」とルイス・キャパルディは続けている。

「彼は今も最新の音楽を追っていて、音楽への愛を持ち続けているんだ。彼が音楽を聴いているのを見れば、それが分かるし、音楽に対してどう向き合うべきかを思い知らされるんだ。長年やっていてもなお、彼は音楽のことを一番に考えているんだよ」

ルイス・キャパルディは先週、“Someone You Loved”で第62回グラミー賞の最優秀楽曲賞にノミネートされている。

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