コートニー・ラヴは2020年公開予定の映画『ザ・ターニング(原題)』のサウンドトラックより90年代にインスピレーションを得た新曲“Mother”が公開されている。
『ザ・ターニング』はヘンリー・ジェイムズの小説『ネジの回転』を原作とした作品で、ドラマ「ストレンジャー・シングス」で知られるフィン・ヴォルフハルトやドラマ「ブラック・ミラー」で知られるマッケンジー・デイヴィスらが出演している。同作はアメリカで2020年1月24日に劇場公開されることが決定している。
『ザ・ターニング』は全収録曲がオリジナル楽曲からなるサウンドトラックも同じ1月24日にリリースされる予定となっており、サウンドトラックにはコートニー・ラヴのほか、ミツキやサッカー・マミー、ウォーペイント、カリ・ウチス、キム・ゴードン、フィン・ヴォルフハルトの新たなバンドであるジ・オーブリーズらが参加している。
サウンドトラックの制作は映画の監督を務めたフローリア・シジスモンディがローレンス・ロスマンにオリジナル楽曲の制作を依頼したことからが始まったとのことで、コートニー・ラヴが原作のファンであることを知っていたローレンス・ロスマンが彼女に声をかけたのだという。
“Mother”の音源はこちらから。
コートニー・ラヴは次のように述べている。「子供の頃に『ネジの回転』を読んでいたから、フローリア・シジスモンディとローレンス・ロスマンという天才と共にサウンドトラックに取り組めたことを特権のように感じているわ。とりわけ、私が敬愛する多くの素晴らしい女性アーティストの人たちと一緒に働けたことはね」
「彼女(フローリア・シジスモンディ)の作品はずっと好きで、『ランナウェイズ』の映画やマリリン・マンソンのミュージック・ビデオが特にお気に入りなの。フローリアとローレンスは目指すものの明確なヴィジョンを持っていて、彼らのスタジオでその一部になれたことを名誉に思っているわ」
サウンドトラックの残りの楽曲はローレンス・ロスマンにプロデューサーのイヴ・ロスマンが加わる形で制作が進められていったといい、ローレンス・ロスマンは同作について次のように述べている。「僕ら2人は90年代のサウンドトラックにインスピレーションを得たんだ。『ロミオとジュリエット』だったり、『ロスト・ハイウェイ』や『クロウ/飛翔伝説』だとかね。セッションは混沌とした刺激的なものになった。何ヶ月も夢見心地のままだったよ」
「多くのお気に入りのアーティストたちと仕事をすることができて、イヴも僕も感無量だよ」
『ザ・ターニング』のトレイラー映像はこちらから。
先日、コートニー・ラヴは現在は削除されているインスタグラムへの投稿でドラマーのパッティー・シェメル、ベーシストのメリッサ・オフ・ダ・マーと共にスタジオでリハーサル写真を投稿して、ホールの再結成を示唆している。
インスタグラム上でかけられた質問に答える形でコートニー・ラヴは次のように述べている。「私たちはすっかり鈍ってしまったわ。お気に入りの曲やリフを何曲も演奏していく中で、私たちのやり方を見つけて、事を見ているところなの。素晴らしいわ。一緒にいられるのが本当に素敵だわ」また、「ブラバーマウス」によれば、ホールとして公演を行う可能性はあるかという質問に対しては黒いハートの絵文字を2つ返していたという。
先日、フィン・ヴォルフハルトは自身がフロントマンを務めるバンド、カルプルニアが解散することを発表されている。
2017年にカナダで結成された4人組バンドであるカルプルニアはインスタグラムで解散を発表して、次のように述べている。「このニュースを共有するのはほろ苦い気持ちだけど、僕らがカルプルニアとして共に演奏する時間は終わったということをみんなに知ってもらいたいんだ。この数年の間に受けた応援には心から感謝しているよ。想像もしていなかったような現実が実現して、その体験をみんなと共有できたことを嬉しく思っている」
映画『ザ・ターニング』のサウンドトラックのトラックリストはこちらから。
1. Courtney Love – “Mother”
2. Mitski – “Cop Car”
3. Soccer Mommy – “Feed”
4. girl in red – “Kate’s Not Here”
5. Lawrence Rothman – “Crust”
6. Lawrence Rothman (feat. Pale Waves) – “SkindeepSkyhighHeartwide”
7. Empress Of – “Call Me”
8. Vagabon – “The Wild”
9. The Aubreys – “Getting Better(otherwise)”
10. Cherry Glazerr – “Womb”
11. Warpaint – “The Brakes”
12. Lawrence Rothman – “Crust (neverreallyknewyou)”
13. Lawrence Rothman & MUNA – “Judas Kiss”
14. Kali Uchis – “The Turn”
15. Alice Glass – “Sleep It Off”
16. Dani Miller (of Surfbort) – “Ouroboros”
17. Alison Mosshart (of The Kills) – “ I Don’t Know”
18. Living Things (feat. Sunflower Bean) – “Take No Prisoners”
19. Kim Gordon – “Silver”
広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.