PRESS

Photo: PRESS

ザ・リバティーンズのカール・バラーが手掛けるザ・ハートレスはデビュー・シングル“Debut Single”をリリースして、バンドが出演する来たるテレビ・シリーズについて語っている。

カール・バラーと彼の姉妹であるルーシー・バラーが手掛けるザ・ハートレスはザ・リバティーンズが2000年代にロンドンで名声を獲得していった過程にインスピレーションを得たという来たるテレビ・シリーズのために結成されている。

「これはザ・リバティーンズにインスパイアされたバンドを追ったシリーズなの」とルーシー・バラーは『NME』に語っている。「2000年代にカールと一緒に暮らしていた時のことがベースにあって、グループの人間関係を追ったものになるわ。カールや彼のバンドがその核にはあるの。あの時代や彼の経験をベースにしたものになっているわ」

現地時間11月21日にデビュー曲“Debut Single”をリリースしているザ・ハートレスはバンドとしてもリスペクトされる存在になりたいとして、映画『スパイナル・タップ』に登場するバンドのようにはなりたくないと語っている。

「バンドとテレビ番組がどれだけ解離したものになるかについては未知数なわけだけどさ」とザ・ハートレスは『NME』に語っている。「けど、僕らはれっきとしたバンドになりたいと思ってる。番組のストーリーを演じるためのギミックにはなりたくないんだ。僕らも自分たちなりにバンドをやりたいんだよ」

一方で、放送されるテレビ・シリーズは、カール・バラーとルーシー・バラーがプロデューサーのゾーイ・ロチャと制作会社のルビーロック・プロダクションズと組んで制作するものになるという。

「『あの頃ペニー・レインと』に『ウィズネイルと僕』が混ざった感じかな。最初はそういうものとして始まったんだ」とバンドは番組について語っている。「魅力的だったのはそこだね。『スパイナル・タップ』も名作だけど、これはハードなパンク・ドラマなんだ」

シンガーのエリー・ジェームス、ギタリストのルイス・レイナー、ベーシストのドミニク・ギルデイ、ドラマーのジェイ・ボーンからなるザ・ハートレスはデビュー・シングルのリリースを記念してブライトンのプリンス・アルバートでギグを行うことも決定している。

カール・バラーは次のように述べている。「恐ろしさと嬉しさが入り混じっているよ。遠く離れてしまった2000年代の初期を再訪することを正当化しようとしているんだからね。当時は今とはまた違う、素晴らしい時代だったんだ」

「このプロジェクトには、2002年に僕が自分たちのバンドに対して抱いていたのと同じ高揚感を感じていてね。素晴らしい姉妹と共有した心理的な体験から何かを生み出せたことを嬉しく思っているよ」

一方、ザ・リバティーンズは現在11月から12月にかけてロンドンのブリクストン・アカデミーでの公演を含むヨーロッパ・ツアーを行っている。

ドキュメンタリー『ボン・ジョヴィ:Thank You, Goodnight』をディズニープラスで見る 広告

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ