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ザ・フーはロンドンに新設されたミュージック・ウォーク・オブ・フェイムに設置された最初の石に名前が刻まれている。

ザ・フーはミュージック・ウォーク・オブ・フェイムの新設を祝してロンドンのカムデンで行われた記念式典で、その最初の石に名前が刻まれている。

ザ・フーのピート・タウンゼントとロジャー・ダルトリーはこの日、マッドネスのサッグスやジャジーBら友人たちに見守られるなか、プライマル・スクリームのシンガーであるボビー・ギレスピーから記念楯を授与されている。

ザ・フーは次のように述べている。「ミュージック・ウォーク・オブ・フェイムに石が設置される最初のバンドになれたことを名誉に思います」

「カムデンはロンドンの音楽シーンの繁栄に不可欠な場所であり続け、私たちの誰もが知っているように、芸術の中心地として世界的に著名な場所となっています。ロンドン市民として、カムデン・ハイ・ストリートの石に名前が刻まれるというのは到底信じがたいことであり、事実上、人々がいつでも私たちに会いにくることができるというのは素晴らしいことです」

ザ・フーの名前が刻まれた最初の石はミュージック・ウォーク・オブ・フェイムの開始地点に設置されており、今後、エイミー・ワインハウスやマッドネスの名前が刻まれた石が設置される予定となっている。

今回の一連の記念式典では20組のアーティストの石が設置される予定となっている。また、ミュージック・ウォーク・オブ・フェイムはARの技術を用いた体験型のアプリも配信されており、受賞者の情報やカムデンの歴史などを知ることのできるものとなっている。

ミュージック・ウォーク・オブ・フェイムの設立者であるリー・ベネットは次のように述べている。「音楽やファン、世界、ロンドン、カムデンにとって記念すべき日となりました。その総仕上げとして史上最も偉大なバンドの1組に来ていただけたことを嬉しく思っています」

ロジャー・ダルトリーは次のように述べている。「イギリスの音楽業界のこれまでの成果を誇りに思っており、とりわけ1960年代から70年代にかけてロンドンにおける音楽の中心地であり続けたカムデンに名前を刻まれたことはこの上ない名誉です。とても嬉しく思っています」

ザ・フーは13年ぶりとなるニュー・アルバム『WHO』を12月6日にリリースすることが決定している。今年の春から夏にかけてロンドンとロサンゼルスでレコーディングされた11曲からなる同作については、「グレンフェル・タワーや音楽の窃盗、スピリチュアリティ、転生、記憶の持つ力、正気を失ったかつてのロックスター」などのテーマを扱った作品になっていると説明されている。

先日、ピート・タウンゼントはザ・フーとして長きにわたって活動できているのはロジャー・ダルトリーとの「心からの関係」がその大きな理由だと語っている。

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