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ノエル・ギャラガーが、レディオヘッドを聴きたくなる人の気持ちがわからないと語っている。

現在のポップ・ミュージシャンには「魂」が欠如していると考えており、カニエ・ウェストを除いて、音楽界の大物たちが名声を「台無し」にしていると語ったノエル・ギャラガーだが、同じく英『エスクァイア』誌のインタビューで、UKのバンドの階層制を「意識して」いるかという問いに対しては次のように答えている。「俺は、レディオヘッドがこれまで一度も悪い評価を得たことがないのが気になっているよ。思うんだけど、もしもトム・ヨークが電球の中にクソを入れて、それを空のビール瓶みたいに吹き始めたら、きっと『モジョ』誌で9/10点を獲得できると思うよ。俺はそれが気になっているね」

また、トム・ヨークについて、次のようなコメントもしている。「俺よりも技術的にましなソングライターはいる。それが誰かは『ガーディアン』紙のライターが教えてくれるさ。だけど、俺以外の人が書いた曲は本当にこの世代の人の心に触れられたのかな? レディオヘッド? 人々はどんなときに彼らの曲を聴くんだい? 出かける時なのか、帰ってきた時なのか? なぜなら、俺には考えられないからさ」

彼はこう続けている。「ほら、トム・ヨークがあの”Mony Mony”と同じくらい最高な曲を書いたら、俺らに教えてよ。数年前に、俺と奥さんでコーチェラ・フェスティヴァルに行ったんだけど、その時のヘッドライナーがレディオヘッドだったんだ。二人で、『そうだよな、彼らにもう一度だけチャンスをあげよう。ライヴを観に行ってみよう』ってさ。美しい、明るい夜だったよ。彼らの登場に合わせて観客席の方を抜けて行ってさ、その時彼らは『デーデ デデ』ってポスト・テクノの曲を演奏していたよ。ちょっと腹がたったんだけど、結構最高だったよ。でも、そこで、トム・ヨークが歌い始めたんだ。これ、違うなって。俺らには向いてないなって。俺ら、パーティー・ピープルだからさ」

また、ノエル・ギャラガーは、彼が言うところの「ロック・スターの新世代」、アークティック・モンキーズのアレックス・ターナーやロイヤル・ブラッドにについても次のように批評している。「奴ら、スキニー・ジーンズとブーツを履いて、あんなにアイライナーひいてるんだぜ。俺には、奴ら全部合わせたのよりもロックンロールな猫がいるぜ。ハトだって? 奴らの頭をもぎとってしまうさ」

「それで、ここに戻るんだけど、これらの人々のせいで、名声が台無しになっているんだよ。新世代のロック・スターたちは、笑わせるようなことを言ったことはあるかい? 記憶に残るようなことをいつ言ったかい? 人は、『彼ら、面白いよ』って言うけど、『面白い!』って、その言葉が音楽にそっと忍びこんでくるんだ。『スクリレックスの新しいレコードは聴いたか?』『まだだけど、そうだね、すごく面白いよね』ってね。俺は『面白い!』は求めてないんだよ。ロックンロールはそういうものじゃないだろ。俺にとってはすべての愚か者がいかれた奴になっているようにしか思えないんだよ。いや、いかれた奴は言い過ぎたな。でも、俺は本当に、ピート・ドハーティー以外で薬物依存の奴はいないのかよって思うね。俺が言いたいこと、わかるだろ?」

ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーはともに、エイミー・ワインハウスのドキュメンタリー映画を制作したチームによるオアシスのドキュメンタリーに参加する予定であることが明らかになっている。

制作会社「オン・ザ・コーナー」のジェイムス・ゲイ・リーと監督のアシフ・カパディアは、大きな成功を収めた映画『エイミー』に続く作品に取りかかっていて、オアシスの初期からの成功をまとめた新たな映画になるという。映画制作サイドはオアシスと未公開のアーカイヴ映像について「これまでにない」 権限を与えられることになったと言われている。

本作品では、アシフ・カパディアがエグゼクティブ・ディレクター、そしてマット・ホワイトクロスが監督を務める。マット・ホワイトクロスは2012年の映画『スパイク・アイランド(原題:Spike Island)』の監督も務めている。

※掲載後、一部翻訳を修正しました。

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