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ロイクソップはバンクシーがアルバム・ジャケットを手掛けた2001年発表の出世作『メロディーA.M.』のアナログ盤が記録的な価格で売却されている。

バンクシーは2002年に『メロディーA.M.』のカヴァーを100枚限定で自身の手で手掛けており、今回売却されたのはそのうちの1枚となっている。

今回、バンクシーがアートワークを手掛けた『メロディーA.M.』のアナログ盤は1万256ドル(約111万円)で売却され、音楽のデータベース・サイト「ディスコグス」における歴代最高売却価格を更新している。

カヴァーはロイクソップの名前が緑のステンシルのフォントで書かれているというもので、彼らの名前の下には木のようなドット絵が同じ緑のデザインで描かれている。

ノルウェー出身のデュオであるロイクソップはデビュー作であるこの『メロディーA.M.』で大きな成功を収めており、同作は全英アルバム・チャートで最高9位を記録している。

先月、バンクシーはオンライン・ストアをオープンさせて最低価格10ポンドから自身のアイテムを販売している。

オンライン・ストアではバンクシーが今年のグラストンベリー・フェスティバルでヘッドライナーを務めたストームジーのために作成した防刃ベストのほか、ウルトラHDテレビ、マグカップ、クッション、ケロッグ社のマスコット・キャラクターであるトニー・ザ・タイガーのラグなどが販売されていた。

オンライン・ストアに出品されていたアイテムの多くは、同月にロンドンのクロイドン区で開催されていたインスタレーションで展示されていたものとなっている。

ロイクソップは2014年に最後のアルバムと銘打った『ジ・インエヴィタブル・エンド』をリリースしている。ロイクソップはその後も音楽のリリース自体は続けており、2016年にはシングル“Never Ever”をリリースしている。

“Never Ever”にはシンガーのスザンヌ・サンドフォーが参加しており、彼女は『ジ・インエヴィタブル・エンド』に収録されている“Running To The Sea”や“Save Me”にも参加しているほか、ロイクソップのコンピレーション・アルバム『レイト・ナイト・テイルズ』に収録されているデペッシュ・モードの“Ice Machine”のカヴァーでも彼らと共演している。

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