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フランク・オーシャンはジャスティスとのコラボレーションとなる楽曲が来年リリースされる可能性が浮上している。

このニュースは「Beats 1」のマット・ウィルキンソンの番組に出演したマイクDによって明かされており、彼はパリに滞在していた時にジャスティスが2020年に向けて取り組んでいた楽曲を「内々に試聴」したという。「それらは本当に素晴らしかったんだ」とマイクDは述べている。

マイクDは「来年出ることになる曲があってね。フランク・オーシャンとジャスティスによる曲なんだ」と続けている。「最高なんだよ」と彼はイギリス訛りの発音で冗談交じりに語っている。

番組の映像はこちらから。

ジャスティスは現地時間10月17日にフランク・オーシャンがニューヨークで開催したクラブ・イベント「PrEP+」にサプライズで出演している。イベントではジャスティスの出演に先駆け、「世界的に有名なDJ」の出演が予告されていた。

HIVへの感染を投薬で事前に予防する治療法である「PrEP(暴露前予防投与)」の名前を冠したこのイベントは、「もしも1980年代にPrEPが開発されていたら、ニューヨークのクラブ・シーンはどうなっていただろうか」というテーマのもとで開催されており、LGBTQ+のコミュニティからは批判が寄せられることとなっている。

フランク・オーシャンはタンブラーへの投稿でイベントに寄せられた批判に反論して、PrEPの治療薬を開発している製薬会社であるギリアド・サイエンシズがスポンサーを務めているのではないかという噂を否定している。彼は一連の批判に言及した上で、イベントを「PrEP+」と銘打った理由についても説明していた。

フランク・オーシャンは現地時間11月2日にアップル・ミュージックで新曲“In My Room”をサプライズでリリースしている。同曲は現地時間10月20日にリリースされた“DHL”に続く新曲となっており、現地時間11月3日には「Beats 1」の自身の番組「ブロンデッド」でスケプタが参加した“Little Demon (Arca Remix)”の音源も公開されている。

“In My Room”と“DHL”のそれぞれの音源はこちらから。

先日、フランク・オーシャンは貴重なインタヴューに応じて、来たるニュー・アルバムについてクラブ・ミュージックに影響を受けていることを明かして、「強さと脆さ」がテーマになっていると語っている。

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