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ドナルド・トランプ大統領の長男であるドナルド・トランプ・ジュニアはかつて子供の頃に父親がマイケル・ジャクソンに会わせてくれたことを引き合いに出して彼が人種差別主義者であるはずかないと主張している。

ドナルド・トランプ・ジュニアは新たに刊行した自伝『トリガード:ハウ・ザ・レフト・スライヴス・オン・ヘイト・アンド・ウォンツ・トゥ・サイレンス・アス(原題)』で父親であるドナルド・トランプとマイケル・ジャクソンの親交に言及している。

「父親が呼ばれているあらゆる呼び名の中でも、とりわけ『人種差別主義者』について言えば、彼は息子を黒人男性との休暇に連れ出してくれたり、マイケル・ジャクソンと交流させてくれたりしたわけですから、極めて奇妙に聞こえます。そうではありませんか?」

「もしも彼が人種差別主義者なのであれば、きっと彼はそれが得意ではないでしょう」

マイケル・ジャクソンはかつてドナルド・トランプが所有するニューヨークのトランプ・タワーに部屋を持っていたことで知られており、ドナルド・トランプ・ジュニアは幼少期にトランプ・タワーでマイケル・ジャクソンとよく交流していたと述べている。

ドナルド・トランプ大統領はその発言が人種差別的だとして度々物議を醸している。ドナルド・トランプは大統領に就任して以来、メキシコからの移民について度々「犯罪者」と発言していることを初め、有色人種の議員に対して「国から出て行け」と伝えて物議を醸しているほか、一部のイスラム圏の国からの米国への入国禁止措置などを取ってきたことで知られている。

ドナルド・トランプは自身に向けられている人種差別主義者だとする批判を否定している。

一方、ブルース・スプリングスティーンは先日、ドナルド・トランプ大統領を改めて批判して、彼について「アメリカ人であるということの真の意味も理解していない」と述べている。

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