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マイケル・ジャクソンの靴下1足がオークションにかけられるとのことで、専門家によればその落札額は100万ドル(約1億800万円)に達するのではないかと見られている。

クリスタルが散りばめられた光り輝く靴下はマイケル・ジャクソンからの署名入りの手紙と共にオークションに出品されている。

この靴下はマイケル・ジャクソンが1983年に“Billie Jean”のパフォーマンスで、かの有名なムーンウォークを初めて披露した時に履いていたものとなっている。マイケル・ジャクソンは1983年3月25日にテレビ特番『モータウン25:イエスタデイ、トゥデイ、フォーエヴァー』の収録でムーンウォークを初披露している。

オークションを主催する「GottaHaveRockandRoll.com」によれば、11月13日から開始されるオークションで100万ドルから200万ドルの落札額が見込まれているという。靴下について「非常に素晴らしい、ステージで履かれた状態」になっているとされ、正規の「実物証明書」が付属するとされている。

靴下の写真はこちらから。

競売品の説明には次のように記されている。「マイケル・ジャクソンは歴史的なモータウンのスペシャル・コンサートで“Billie Jean”の演奏中に初めてステージでムーンウォークを披露し、その時に履いていたのがこのビル・ウィッテンによる特注のクリスタルの靴下でした。この『モータウン25:イエスタデイ、トゥデイ、フォーエヴァー』は1983年3月25日にカリフォルニア州パサデナのパサデナ・シヴィック・オーディトリアムでライヴの観客を前に収録され、1983年5月16日にNBCで放送されました」

「マイケルは1984年に行われたヴィクトリー・ツアーの最中にマネージャーのフランク・ディエロにこの靴下をプレゼントし、それらと一緒に署名入りの手紙も書きました。フランク・ディエロの妻から届いた手紙で彼女はこの靴下がモータウンのスペシャル・コンサートでムーンウォークをやった時に履かれていたもので、その後、ヴィクトリー・ツアーの最中に夫に贈られたものであることを証言しており、ジミー・ダレンからのEメールもこれが本物であることを認めています」

先週、マイケル・ジャクソンは2019年の亡くなった有名人による収入ランキングで7年連続となる1位に輝いたことが明らかになっている。2009年に享年50歳で亡くなったマイケル・ジャクソンだが、『フォーブス』誌によるランキングでトップに立っており、過去12ヶ月で6000万ポンド(約65億円)の収入があったという。

マイケル・ジャクソンについては今年公開されたドキュメンタリー作品『ネバーランドにさよならを』が物議を醸すこととなっている。ダン・リード監督によるドキュメンタリーは、マイケル・ジャクソンから幼少期に性的虐待を受けていたと訴える36歳のウェイド・ロブソンと41歳のジェームズ・セーフチャックの証言に焦点を当てた作品となって、その評価については意見が分かれている。

『フォーブス』誌によれば、そうしたスキャンダルがあったにもかかわらず、ストリーミングでの再生回数は「1年前の18億回から21億回」に上昇したという。

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