メタリカはカリフォルニア州で発生している大規模な山火事の支援のために自身のチャリティー団体である「オール・ウィズイン・マイ・ハンズ」を通じて10万ドル(約1080万円)を寄付することを発表している。
カリフォルニア州では先月から大規模な複数の山火事が各地で発生しており、現在も消火活動が続けられている。
メタリカはツイッターで今回の支援を発表して、「ワイルドファイア・リリーフ・ファンド」と「ソノマ・カントリー・レジリエンス・ファンド」の2つの支援団体に5万ドルずつを寄付することを明らかにしている。
「悲しいことに、僕らが故郷としているカリフォルニア州一帯が、山火事によってもたらされた悲劇を3年連続で経験してしまっているんだ」とメタリカは述べている。
Donate to the Sonoma County Resilience Fund ➡️ https://t.co/n2aoMEMvrc
Donate to the Wildfire Relief Fund ➡️ https://t.co/N1KvQegkf7
?: Marcio Jose Sanchez/AP
(6/6) pic.twitter.com/S6ftfUKQjV
— Metallica (@Metallica) November 5, 2019
メタリカは自身の寄付を発表した上でファンに対しても自分たちにできる形で支援活動を行ってほしいと呼びかけている。
「みんなにも僕らに加わって、カリフォルニアの住民の安全を守るために休むことなく働いてくれているファースト・レスポンダーを初めとした支援を必要としている人たちに手を差し伸べてほしいんだ」
「お金の寄付でも、保存食や衣服、その他の物資の提供でも、ボランティアへの参加でも、一時的な住居の提供でも、何でも力になるんだ」
メタリカは2018年にカリフォルニア州で大規模な火災が発生した際にも10万ドルを寄付しているほか、2017年には山火事の被害者を支援するためのチャリティ・コンサートをサンフランシスコで開催している。
一方、メタリカは来年アメリカの5つの大規模なフェスティバルでヘッドライナーを務めることが明らかになっている。これらの公演はフロントマンのジェイムズ・ヘットフィールドが今年9月に依存症のためのリハビリ治療に専念することが明らかになってから発表された初の公演となっている。
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