GETTY

Photo: GETTY

ロビー・ウィリアムスはリアム・ギャラガーとの間に依然として遺恨を抱えているとして、彼と勝負をしたいと語っている。

『GQ』誌によるインタヴューの中で、ロビー・ウィリアムスは「嫌いな奴を記した長いリスト」があるとして、「リアムもリストに入っている」ことを明かしている。リアム・ギャラガーとロビー・ウィリアムスは後者がテイク・ザットから脱退した後で、短期間ながら友人関係にあったものの、2000年に開催されたブリット・アウォーズでロビー・ウィリアムスがリアム・ギャラガーを揶揄したことを境に一連の口論を繰り広げていることで知られている。

ロビー・ウィリアムスは2000年のブリット・アウォーズの授賞式で最優秀ビデオ賞のトロフィーを受け取る際、オーディエンスに次のように問いかけている。「僕とリアムのケンカを見たい人はいるかい? リアムには10万ポンドを出してもらって、僕も10万ポンドを出す。リングの中で決闘しよう。さあ、君は挑戦を受け入れるかい? それともビビって逃げ出すかい? この弱虫野郎」

授賞式にはドラマ『ザ・ロイヤル・ファミリー』で知られる故キャロライン・エイハーンも出席しており、「私はリアムに投票するわ」と彼女は述べている。

「嫌いな奴」が記されているリストについて、ロビー・ウィリアムスは『GQ』誌に次のように語っている。「アルコール依存症の治療施設に行く時なんかは自分が抱えている怒りを書き出さなければいけないわけでさ。僕にとっての(トルストイが著した)『戦争と平和』のようなものだったんだ」

続けて、ロビー・ウィリアムスはリアム・ギャラガーとのケンカの可能性について、正式な勝負としてやってみたいとして次のように語っている。

「ぜひやりたいね。ただ、正式な形でやらせてほしいよ。(共にユーチューバーである)KSIとローガン・ポールがどれだけ稼いだかは知っているからね。僕らならそれを上回れると思うんだ。前回のいざこざの時、たしかリアムは使われていない線路の上でやりたいみたいなことを言っていたと思うんだけどさ。僕としてはやりたくないんだ」

「ホイッスルやゴングがあるものでなければいけないんだよ。もし実現したとしたら……リアムと僕の試合は素晴らしいものになるだろうね」

ロビー・ウィリアムスは今年3月、ラスベガスで行っていた連続公演で観客にツイッターでリアム・ギャラガーを揶揄するように促し、彼との応酬を再燃させている。

『ザ・サン』紙によれば、「もしみんなにこのショウを楽しんでもらえたのだとしたら、僕はロビー・ウィリアムスだったってことだ」とロビー・ウィリアムスは公演の最後で語ったという。「もしそうでなくて、君たちが何かに腹を立ててしまっているのだとしたら、僕はリアム・ギャラガーだってことだね」

彼は次のように続けている。「実のところ、ハッシュタグでもやりたいんだったら、『今日のリアム・ギャラガーは酷かった』って書いてもらって構わないよ」

先日、ロビー・ウィリアムスはクリスマス・アルバム『ザ・クリスマス・プレゼント』を11月22日にリリースすることを発表して、12月16日にはロンドンのウェンブリー・アリーナで「クリスマス・パーティー」と銘打った大規模な公演を行うことも発表されている。

一方、リアム・ギャラガーは先日、ソロとしての3作目となる来たるニュー・アルバムのタイトルを明かしている。

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ