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ジャック・ホワイトは故郷のデトロイトで行われたバーニー・サンダースの集会でパフォーマンスを披露している。

民主党の大統領候補であるバーニー・サンダースは現地時間10月27日にジャック・ホワイトの母校であるキャス工業高校で集会を開催しており、ジャック・ホワイトも出席してパフォーマンスを披露している。

米『ビルボード』誌によれば、ジャック・ホワイトはこの日、「これまで政治的な集会に参加したことはなかった」とした上で、「問題がある時には耳を傾けるようにしている」として聴衆に次のように語ったという。「バーニー・サンダースは真実を伝えてくれている。僕は彼を心から信頼しているんだ」

ジャック・ホワイトはバーニー・サンダースが選挙人団の制度を廃止しようとしていることを彼を支持する理由として挙げ、有権者ではなく各州選出の選挙人の投票で大統領が決まる仕組みこそが「この国を混乱させている理由だ」と指摘している。

「僕は最も得票数を獲得した人が当選すべきだという馬鹿げた考えを持っているんだ」とジャック・ホワイトは語っている。ジャック・ホワイトはこの日、ボブ・ディランによる“License to Kill”をカヴァーして、歌詞の一部を「誰がトランプの殺しのライセンスを取り上げてくれるだろう?」というフレーズに替えて披露している。

米『ビルボード』によれば、ジャック・ホワイトはこの日のステージで“License to Kill”のカヴァーのほか、ザ・ホワイト・ストライプスや自身の楽曲を織り交ぜたセットを披露しており、自身の“Corporation”や“Connected by Love”、ザ・ホワイト・ストライプスの“Icky Thump”や“Black Math”、“We’re Going to Be Friends”などをパフォーマンスした後で、最後はザ・ホワイト・ストライプスの“Seven Nation Army”で締めくくられたという。

オンラインで公開されているパフォーマンスの模様はこちらから。

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ジャック・ホワイトは2016年にドナルド・トランプがアメリカ大統領に就任して以来、彼を批判してきたことで知られている。

ジャック・ホワイトは昨年、ドナルド・トランプ大統領への抗議としてザ・ホワイト・ストライプスの“Icky Thump”を替え歌にした“Icky Trump”を彼に向けて歌っており、「まあ、ポン引きにも娼婦にもなれやしないんだけどな」というオリジナルの歌詞を、「大統領にも娼婦にもなれやしない」という歌詞に替えて歌っている。

また、ザ・ホワイト・ストライプスは2016年にドナルド・トランプ大統領が選挙活動の動画で“Seven Nation Army”を使用したことを非難する声明も発表している。

ジャック・ホワイトとメグ・ホワイトはサード・マン・レコードを通じて発表された共同の声明で次のように述べている。「ドナルド・トランプの選挙活動用映像に“Seven Nation Army”が使用されたことに関して、ザ・ホワイト・ストライプスはこの映像にまったく関わっていないことを明確に断言します。彼らはこうした関連性を持ってしまったことと彼らの楽曲の違法使用に嫌悪感を持っています」

一方、バーニー・サンダースは今年8月、2020年に行われるアメリカ大統領選挙に向けたキャンペーン動画でカーディ・Bと共演している。

また、ラン・ザ・ジュエルズのキラー・マイクは以前、バーニー・サンダースとの対談で彼がヒップホップ界隈で支持を集めていることについての見解を語っているほか、シアー・マグはバーニー・サンダースの集会で自身の楽曲が使われたことを受け、喜びを露わにしている。

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