ザ・リバティーンズのカール・バラーは「ザ・ハートレス」と名付けられた新バンドの詳細を発表している。
カール・バラーは今年5月、新たなプロジェクトに向けて男性のベーシスト、男性のギタリスト、男性のドラマー、フロントウーマンを「真剣に探している」ことを発表しており、メンバーについては「演奏と演技ができることが必須」だとも述べられていた。
今回、カール・バラーは姉妹であるルーシー・バラーと共にマネージメントを手掛けるザ・ハートレスの詳細を発表して、2人がバンドには参加しないことも明らかになっている。公式の発表によれば、彼らはザ・ハートレスで「2000年代のインディ・シーンにおいて最も影響力のあった側面を音楽をめぐる議論の第一線に押し上げる」ことを目指しているという。
ザ・ハートレスはファースト・シングルとなる“Heartless”がリリースされることも明らかになっており、同曲については「エキサイティングで真にユニークなこのプロジェクトにおける名うての多産な期間を鮮やかに描いたもの」になっていると説明されている。
リード・シンガーはエリー・ジェームスが務めることも発表されており、最初の楽曲となる新曲は11月のリリースが見込まれている。
一方、ザ・リバティーンズは今月から12月にかけてUK&ヨーロッパ・ツアーを行っており、12月にはロンドンのブリクストン・アカデミーで大規模な公演を行うことも決定している。
先日、ザ・リバティーンズはマーゲイトにあるバー兼スタジオ「ジ・アルビオン・ルームス」もオープンさせている。
バンドは今年8月、「ジ・アルビオン・ルーム」から2部屋離れた場所に位置するT・S・エリオットの詩『荒地(原題:The Waste Land)』にちなんで名付けられたバー「ザ・ウェイスト・ランド」を年間を通して営業することを発表している。
「『ザ・ウェイスト・ランド』は国内外のアーティストが詩作やライヴ音楽を披露したり、展覧会を開催できるような場所になる予定だよ」とザ・リバティーンズは声明で述べている。
「ジ・アルビオン・ルームス」にはレコーディング・スタジオも備わっており、ピート・ドハーティは以前、そこでザ・リバティーンズとしての新作に取り組んでいたことを『NME』に明かしている。
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