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何者かによって作成された最低のラッパー1~50位のランキングがオンラインで公開され、イギー・アゼリアやアール・スウェットシャツ、リュダクリスらがランクインしているこのランキングがオンラインで話題になっている。

1位には1990年代後半にティンバランド&マグーとして活躍していたマグーがランクインしている。ティンバランド&マグーとしてのファースト・アルバム『ウェルカム・トゥ・アワ・ワールド』はアメリカでプラチナに認定されており、同作にはミッシー・エリオットやアリーヤが参加したヒット曲“Up Jumps Da Boogie”などが収録されている。

ランキングのトップ10は2位のブルーフェイスを筆頭に、リル・ヨッティ、スタナ・フォー・ヴェガス、シルク・ザ・ショッカー、ジョジョ・シモンズ、G・ハーボ、50タイソン、リル・B、アイ・トゥエンティと続いている。

最低のラッパー1~50位のランキングはこちらから。

当然ながら、誰もがこのリストに納得しているわけではないようで、オンライン上では議論が繰り広げられることとなっている。

「リル・ヨッティとリル・Bをロン・アーテストや50タイソンと一緒くたにするなんて、コイツらは理解していないんだな。ヤング・マネーのグッダ・グッダも最低のラッパー50人のランキングに入るのか? 誰が作ったんだよ? 話がしたいね」

「最低のラッパー50人のランキングは最高のラッパー50人のランキングよりもくだらないよ。笑えるね。リル・BにOJ・ダ・ジュースマン、チーフ・キーフ、G・ハーボ、プレイボーイ・カルティ、バードマン(彼のことは少しずつ好きになっているんだ)、ショーティー・ロー、キャシディ、プライズ、バウ・ワウ、リュダクリス、スリム・ジミー(スウェイ・リーよりマシだろ)、アール・スウェットシャツに関してはこのリストからは遠く離れた人たちだよ」

「リュダクリスが入った『史上最低のラッパー50人のランキング』を作っているような人はきっと、文字通り中身のない人なんだろうね」

このリストで26位に選出されているイギー・アゼリアは現地時間10月11日、かつての恩人であるラッパーのT.I.が自身についてプロデューサー人生で「最大の失敗」だったとインタヴューで語ったことを受け、彼について「とんでもない女性蔑視者」だったと批判している。

ティップ・ハリスとしても知られるT.I.は先日、ウェブサイト「ザ・ルート」によるインタヴューでイギー・アゼリアを次のように批判している。「俺は今も、イギー・アゼリアの失敗を帳消しにできるような女性のラッパーを探しているところなんだ」

T.I.は引退後にMLBに挑戦して成績が振るわなかった元バスケットボール選手であるマイケル・ジョーダンのキャリアになぞらえながら次のように続けている。「プロデューサーとしての負の遺産だよ。マイケル・ジョーダンが野球に転向した時のようなものだね」

T.I.の発言を受けて、かつて彼が主宰するグランド・ハスラーと契約を結んでいたイギー・アゼリアは現在は削除されている一連のツイートで彼を次のように批判している。「私が最大の失敗だったなんて、想像するだけでも爆笑ね。愛しのティップへ、あなたへの反論は枚挙にいとまがないわ」

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