ザ・1975は新曲“Frail State Of Mind”を今週リリースすることが発表されている。
ザ・1975のフロントマンであるマット・ヒーリーは現地時間10月19日、新曲のリリースを示唆する画像をインスタグラムに投稿して、キャプションに「5 days」と記していた。
投稿された画像には大きな数字の「5」や、来たる新作の頭文字である「NOACF」、バンド名、以前マット・ヒーリーが前作と来たる新作からなる時期の呼称として挙げていた「ミュージック・フォー・カーズ」という文字のほか、「DH00662」という品番が記されている。
マット・ヒーリーによる投稿はこちらから。
その後、マット・ヒーリーは現地時間10月21日に新たな画像を投稿して、来たるフォース・アルバム『ノーツ・オン・ア・ コンディショナル・フォーム(原題)』からのさらなる新曲となる“Frail State Of Mind”が現地時間10月24日にリリースされることを発表している。来たる新作からはこれまでに“People”と“The 1975”が公開されており、同曲はそれらに続く新曲となっている。
ザ・1975の公式サイトによれば、“Frail State Of Mind”は新作の4曲目に収録され、その長さは3分54秒であることが明らかになっている。
マット・ヒーリーは以前、『デイズド』誌によるインタヴューで“Frail State of Mind”について、UKガラージに乗せて社会的な不安について歌ったものであるとして次のように語っている。「UKガラージに乗せて、社会的な不安をブリアル的に悲しく歌ったものになってるよ」
先月、ザ・1975は2020年2月にスタートする『ノーツ・オン・ア・コンディショナル・フォーム』を引っ提げたUKとアイルランドでの大規模なアリーナ・ツアーの日程が発表されており、来たる新作のリリース日にはロンドンのO2アリーナで公演を行うことも明らかになっている。
一方、マット・ヒーリーは先日、環境保護活動家のグレタ・トゥーンベリについて「これまでの人生で出会ってきた中で最もパンクな人」だと称賛している。
グレタ・トゥーンベリは気候変動に抵抗する抗議運動において世界的な顔となっていて、9月23日にはニューヨークで開かれた国連の温暖化対策サミットでスピーチも行っている。ザ・1975は来たる『ノーツ・オン・ア・コンディショナル・フォーム』でグレタ・トゥーンベリとコラボしており、同作には彼女のスポークン・ワードによる楽曲“The 1975”が冒頭に収録される。同曲の収益はすべて気候変動に抗議する運動「エクスティンクション・レベリオン」に寄付されることが発表されている。
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