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元ブリンク182のギタリストであるトム・デロングはUFOの発見に関連してアメリカ軍と大規模な調査についての契約に至りそうだという。

エンジェルズ・アンド・エアウェーヴズのフロントマンとして活動しているトム・デロングは「トゥ・ザ・スターズ・アカデミー」の活動に注力しており、同団体が公表した複数の映像は先月、アメリカ海軍によってアメリカの領空を侵犯した「未確認の」物体を撮影したものだと正式に認められている。

今回、「ビジネス・インサイダー」の報道によれば、米国陸軍戦闘能力開発司令部はトゥ・ザ・スターズ・アカデミーの技術研究に興味を示しているという。トゥ・ザ・スターズ・アカデミーについて「材料科学、時空計量工学、量子物理学、ビームエネルギーを利用した推進力、光学迷彩は米軍の複数のシステムにおける生存性と有効性を拡大する可能性がある」と見ているという。

しかし、現時点では地上車両システムセンターでの契約に限定される予定とのことで、「米軍の地上車両の性能を向上させるための材料や技術の革新」のために「トゥ・ザ・スターズ・アカデミー」の探査に米軍の施設や要員を提供すると見られている。

「トゥ・ザ・スターズ・アカデミー」航空部門の責任者であるスティーヴ・ジャスティスはこの研究の協力について「短期においても長期においても研究の技術部門」の最先端を発展させていくのに必要なものだと述べている。

彼は次のように続けている。「米軍はこの研究に特に軍事面でのパフォーマンスの点に興味を示していますが、成果の多くが商業化と公共の利益というトゥ・ザ・スターズ・アカデミーの進む道にも使えるものとなっています」

昨年、トム・デロングはヒストリー・チャンネルの新番組「アンアイデンティファイド:インサイド・アメリカズ・UFO・インヴェスティゲーション」にエグゼクティヴ・プロデューサーとして出演し、「UFOに関する新たな証拠を明らかにする」としていた。

トム・デロングは、ブリンク182脱退後、地球外生命体に関する研究に尽力し、ウェブ・サイト兼ユーチューブ・チャンネルの「オープン・マインズ・TV」から賞が贈られている。

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