ノルウェー出身の新人シンガーのオーロラが、大手百貨店チェーンのジョン・ルイスのクリスマス・キャンペーンCMでオアシスの“Half the World Away”を歌う予定だと『ザ・サン』紙が報じている。
どの楽曲が使用されるかについては、明日11月6日に正式に発表される。
『ザ・サン』紙は、とある「音楽関係者」が「オーロラはまったく無名だが、彼女の癖のある声が曲にピッタリだと思う」と明かしたと報じている。この関係者はまた、ジョン・ルイス側がその前はスティーヴ・ウィンウッドの“Higher Love”も候補に考えていたと話している。
ジョン・ルイスのクリスマス用テレビCMに起用される曲を巡っては、大手のレコード会社の間でやりとりが行われ、関係者は秘密保持契約を結ばなければならないなど、情報は隠されている。候補選びは夏からスタートし、ジョン・ルイスと広告代理店がレコード会社に曲のリストの提供を求めるところから始まる。起用曲が決まるのは9月で、その曲を歌うアーティストが、レーベルが選んだアーティストたちの中から選ばれる。
オーロラは19歳のシンガーで、デビュー・EPアルバムの『ランニング・ウィズ・ザ・ウルヴズ・オン・デッカ』を今年5月にリリースしている。
“Runaway”のミュージック・ビデオはこちらから。
過去6年間のCMで使われた曲は、すべてシングルとして発売されている。2009年はテイクン・バイ・トゥリーズがカヴァーした“Sweet Child o’ Mine”(ガンズ・アンド・ローゼズ)がチャートで23位、2010年はエリー・ゴールディングがカヴァーした“Your Song”(エルトン・ジョン)が2位、2011年にはスロー・ムーヴィング・ミリーによる“Please, Please, Please, Let me Get What I Want”(ザ・スミス)が31位、2012年と2013年には、ガブリエル・アプリンによる “The Power of Love”(フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド)とリリー・アレンによる“Somewhere Only We Know”(キーン)がそれぞれ1位を獲得している。昨年はトム・オデールが歌ったビートルズの“Real Love”が7位に入っている。
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