リアム・ギャラガーはオアシスがヘッドライナーを務めた1995年のグラストンベリー・フェスティバルの音源から“Supersonic”のヴォーカルだけの音源がオンラインで公開されている。
このアカペラ音源はオアシスのファン・チャンネルをYouTubeで運営しているマキシ・ゴンザレスによって編集されたもので、ファンから「聖書のようだ」、「歴史的」と賛辞が寄せられている。
1994年に初めてグラストンベリー・フェスティバルに出演したオアシスは翌年となる1995年にザ・キュアー、パルプと共にピラミッド・ステージのヘッドライナーを務め、歴史的なパフォーマンスを行っている。当時、オアシスはデビュー・アルバム『ディフィニトリー・メイビー』が成功を収め、同年にリリースする『モーニング・グローリー』のリリースを控えている状況だった。
“Supersonic”のアカペラ音源はこちらから。
オアシスは2004年に再びグラストンベリー・フェスティバルでヘッドライナーを務めているほか、リアム・ギャラガーは今年の夏も素晴らしいステージを披露したが、ノエル・ギャラガーはかつて「オアシスがグラストンベリー・フェスティバルで素晴らしい時は一度もなかった」と語っている。
「俺たちはうまくいったことなんてなかったんだ。なんでかは分からないけどさ」と彼は『デイリー・エクスプレス』紙に語っている。「初めてヘッドライナーをやった時は曲もあって、まさに素晴らしいライヴになるべきタイミングでやったんだけど、いまいち盛り上がらなくてね。ちょうど『モーニング・グローリー』のスタジオから来たところだったから、自殺行為だったけど、誰も聴いたことがない『モーニング・グローリー』から6曲演奏するって決めたんだ、その中には“Champagne Supernova”も入っていてね、30分くらいやったんだ」
ノエル・ギャラガーは次のように続けている。「“Don’t Look Back In Anger”を合唱に迎えられずにやったのはあの時だけだよ。それで、(2004年に)グラストンベリー・フェスティバルで2度目のヘッドライナーを務める頃には、俺たちの時代はもう過ぎ去っていたんだ」
オアシスの再結成が実現する見込みはない状況だが、リアム・ギャラガーはソロ・アルバム『ホワイ・ミー? ホワイ・ノット』をリリースしてのUKアリーナ・ツアーが控えており、ノエル・ギャラガーは今年2作目となるEP『ディス・イズ・ザ・プレイス』をリリースしている。
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