リアム・ペインはジェシー・ウェアによるポッドキャストでワン・ダイレクション時代のつらい体験について明かし、あのままグループにいたら「自殺してしまう」ところだったと語っている。
ジェシー・ウェアのポッドキャスト「テーブル・マナー」に出演したリアム・ペインはワン・ダイレクション時代の苦しかった体験を振り返り、「ストレス」を抱えていた当時は「あまりにも働きすぎ」で、「個人としての生活」がなかったと語っている。「ストップ・ボタンがなかったんだ」と彼は語っている。「自分の生活をまったくコントロールできなかったんだ。それであらゆるもののコントロールを完全に失ってしまったんだよ」
「自分自身のことについてまったく分からなくなっていたんだ」とリアム・ペインは続けている。「セラピーに行くと『何をしたい?』と言われるんだけどさ。全然分からなかったんだよ。人々を恐れる隔離されたポップ・スターとしてあまりに長く過ごしてしまったんだ。ずっと室内にこもっているようなね。間違いなくストップする必要があった。それじゃなきゃ自殺していたよ」
リアム・ペインはワン・ダイレクションの活動休止を最初は恐れていたものの、最終的に不安に打ち勝つことを学んだとしている。「僕はなんか、年齢なんか関係なく死んでしまうクレイジーな子役みたいになるか、人生をまっとうし、受け入れていくか、どちらかという感じだったんだ」と彼は語っている。「どんな将来がありうるのか把握しなければならないわけだよね。昔はうまくいくはずだと思ってたから、自暴自棄のようになったよね」
リアム・ペインは有名になることのつらい側面について次のように続けている。「成功というのは少なからず何よりもその人自身を殺してしまうものなんだ。成功してない時のほうが懸命に取り組むわけでね。大抵の場合、成功というのは人を恐れさせるんだ。それにはどう向き合えばいいのか、僕にも分からないよ」
ワン・ダイレクションはサイモン・コーウェルによる「Xファクター」を通して2010年に結成されている。リアム・ペイン、ハリー・スタイルズ、ナイル・ホーラン、ルイ・トムリンソン、ゼイン・マリクによる5人組だったが、ゼイン・マリクは2015年にグループを脱退している。その後、まもなくしてグループは活動を休止している。
リアム・ペインは他のメンバーと同様にソロとしてのキャリアに乗り出しており、リアム・ペインは昨年8月にファーストEP『ファースト・タイム』をリリースしており、今年の12月にソロ・デビュー・アルバムをリリースするのではないかと見られている。
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