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ザ・ローリング・ストーンズのギタリストであるロニー・ウッドは、かつてパーティーの際にコカインを吸うために理科の実験用バーナー、ブンゼンバーナーを使用していたことを明かしている。

ロニー・ウッドは彼が名声を得るまでとその後のドラッグ中毒との闘いをまとめた新たなドキュメンタリー作品『サムバディ・アップ・ゼア・ライクス・ミー』で自身の半生について語っている。

かつてのコカインの吸い方についてロニー・ウッドは次のように語っているという。「クラック、いわゆるフリーベースだったと思うんだけど、俺は支配されてしまってね。俺はまったくコントロールがきかなかったんだ。やめるまでに3年ぐらいかかったね」

「それがあると、徹底的に楽しむというね。行く場所にはどこにでも持っていったよ。最高のことだと思っていたらからね。パーティーにも持っていって、『みんなやってみろよ』ってさ。それで巨大なブンゼンバーナーとパイプ、フリーベースなんかを取り出すんだ。みんなは『クレイジーだ』って言ってたけどさ。俺は気に入っていたんだよね」

ドキュメンタリーでは自身のドラックとの決別についても触れて、ロニー・ウッドは次のように語っている。「すごく大変だったね。というのも、抜いた時期があると、『俺はやり遂げたんだ。もう手を切ったんだ。1回だけならいいだろう』と思うわけでね」

「それって大きな間違いなわけだよ。だって、たった一回では済ませられないわけだからさ。俺って多分、やり過ぎなくらいが好きでね。音楽みたいなものであれば害がないけど、キマったり飲んだりすることでは害があるわけだからね」

先日、エルトン・ジョンは1980年代にコカインでハイになってザ・ローリング・ストーンズの公演を「乗っ取ってしまった」逸話を明かしている。

エルトン・ジョンは今月発売される自叙伝『ミー(原題)』の中で当該の一件について触れており、自身の悪ふざけに対してギタリストのキース・リチャーズから不満気な表情を向けられていたことを明かしている。

「しばらくの間、キース・リチャーズに見つめられていてね。僕は彼が、彼らの作品に即興で貢献している僕の素晴らしさに感心してくれていると思っていたんだ。何曲か演奏した後でようやく、彼の表情が音楽に対する深い感嘆の気持ちを表していることではないということに気が付いたんだよ」

一方、ザ・ローリング・ストーンズは未発表のコンサート映像作品『ブリッジス・トゥ・ブエノスアイレス』が11月8日にリリースされることが決定している。

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