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ロックの殿堂は2020年に殿堂入りを果たすアーティストの候補が発表されており、デペッシュ・モードやノトーリアスB.I.G.、ナイン・インチ・ネイルズ、ホイットニー・ヒューストンらの名前が挙がっている。

ロックの殿堂は最初の商業的リリースから25年が経過していることが条件となっており、昨年はレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、クラフトワーク、MC5、ルーファス&チャカ・カーン、LLクールJ、ディーヴォ、トッド・ラングレン、ジョン・プラインらが候補に挙がっていたが、最終的にはレディオヘッド、ザ・キュアー、ジャネット・ジャクソン、スティーヴィー・ニックス、ロキシー・ミュージック、デフ・レパード、ゾンビーズが殿堂入りを果たしている。

今年は条件を満たしているにもかかわらず、ジェフ・バックリィ、オアシス、ウィーザー、ケイト・ブッシュ、アリーヤ、ダフト・パンクの候補入りが見送られている。一方、サウンドガーデン、クラフトワーク、モーターヘッドは2020年の候補となっている。

ロックの殿堂のサイトではファンによる投票が受け付けられており、最終的な殿堂入りアーティストは来年1月に発表され、3月に式典が開催される。

https://www.rockhall.com/

2020年のロックの殿堂入り候補アーティストは以下の通り。

Pat Benatar
Dave Matthews Band
Depeche Mode
The Doobie Brothers
Whitney Houston
Judas Priest
Kraftwerk
MC5
Motörhead
Nine Inch Nails
The Notorious B.I.G.
Rufus featuring Chaka Khan
Todd Rundgren
Soundgarden
T.Rex
Thin Lizzy

昨年、レディオヘッドはメンバー全員が式典には出席しておらず、ロックの殿堂についてそれまでも「理解できない」と語っていた。今回、ナイン・インチ・ネイルズがロックの殿堂入りを果たした場合、トレント・レズナーが出席するかどうかに注目が集まっている。ザ・キュアーが殿堂入りを果たした際、感動的な紹介スピーチを披露したトレント・レズナーだが、以前、ロックの殿堂について避難するコメントを行っている。

「誰かがオンラインだかツイッターに書いていたのを読んだんだけどさ、『ロックの殿堂よりもロックンロールじゃないものがあるだろうか?』っていうね。それこそまさに俺が感じていることなんだ。きっと俺はこう言うだろうね。『評価していただいたことはありがたいと思っています。ですが、人々が実際に気にかけている場所で評価されるほうが嬉しいです』とね」

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