デヴィッド・ボウイは、コミック『ウォッチメン』の映画化でロールシャッハの役を演じることができないかと彼から尋ねられたと原作者のアラン・ムーアが新たなインタヴューで明かしている。
アーティストのデイヴ・ギボンズと共作しているアラン・ムーアだが、BBCによるインタヴュー「ペーパーバック・ライターズ:グラフィック・コンテント」で、テリー・ギリアムが『ウォッチメン』の映画化を計画している際に、デヴィッド・ボウイからロールシャッハを演じることができないかと尋ねられたとテリー・ギリアムはアラン・ムーアに語ったことを明かしている。
「1980年代に『ウォッチメン』をテリー・ギリアムが映画化することになっていた時に聞いた話なんだけどね」とアラン・ムーアは語っている。「ロールシャッハの役を演じることができないかとデヴィッド・ボウイから何度も電話があったと彼が言っていたのを覚えているよ」
2009年にザック・スナイダー監督で最終的に映画化された際にはロールシャッハはジャッキー・アール・ヘイリーが演じている。デヴィッド・ボウイは映画には出演していないものの、『ウォッチメン』には登場人物としてデヴィッド・ボウイが登場しており、J.R.キルグルーがデヴィッド・ボウイを演じている。
「想像することしかできない別の世界があるんだ」とアラン・ムーアはこのインタヴューで語っている。新しい『ウォッチメン』のテレビ版は10月20日にHBOで初公開される。
デヴィッド・ボウイは“Space Oddity”とセカンド・アルバム『スペイス・オディティ』の発売から50周年を記念して、5枚組CDボックス・セット『カンヴァセーション・ピース』が11月15日にリリースされることが決定している。
この『カンヴァセーション・ピース』には、12曲もの未発表音源を含む、彼の自宅で録音されたホーム・デモ音源、BBCラジオ・セッション音源、ジョン・ハッチ・ハッチンソンとのスタジオ・レコーディング音源、ボウイとハッチ、ヘルミオーネからなるトリオであるザ・フェザーズの音源といった非常に貴重な音源に加え、ボウイの長年のプロデューサーでありコラボレイターでもあるトニー・ヴィスコンティによる『スペイス・オディティ』の2019年最新ミックス音源が収録されている。
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