ロッド・スチュワートの妻であるペニー・ランカスターは2年前に前立腺ガンを患っていたことを明かした夫の闘病生活を振り返り、ガンの転移を恐れていたことを明かしている。
現在74歳のロッド・スチュワートは先月、フェイセズのバンドメイトであるケニー・ジョーンズやロニー・ウッドと共に出席した前立腺ガンの啓発イベントで、2017年の定期検診で前立腺ガンの診断を受けていたことを初めて公にしている。ロッド・スチュワートはこのガンについて、現在は危険な状態にないとの診断を受けていることも報告している。
ペニー・ランカスターは現地時間10月10日、自身が司会を務めるITVのお昼の番組「ルース・ウィメン」の中で、ロッド・スチュワートのガンが前立腺以外の組織にも転移している可能性が浮上した時の「恐ろしさ」を振り返っている。
ペニー・ランカスターは直腸検査でロッド・スチュワートにしこりが発見された時のことについて次のように振り返っている。「ガンですっていうショッキングな診断を受けたの。治療するために様々な方法を探ったわ」
「すごく進行が早かったの……ロッドに見つかったガンは攻撃的なものだったのよ」と彼女は続けている。「ガンは前立腺を離れて、他の組織に移動したの。あの時は本当に怖かったわ。侵略的検査や精密検査をして、他の場所に転移していないか検査したのよ。一番怖い検査よね。でも、ガンは転移していなかったの」
ロッド・スチュワートは今年7月に医師からガンがなくなったとする診断を受けたことを明かしている。ペニー・ランカスターは男性たちが定期的な検査を受けることが大切だとして、男性たちにより啓発していくよう医療従事者らに要請している。
ロッド・スチュワートは番組に動画メッセージを寄せており、その中で次のように語っている。「良好だという診断を受けたばかりなんだ」と彼は述べている。「みんな、お願いだから医者へ行って検査を受けてほしい。これはタチ悪い病気なんだ……浣腸を受けるけど、痛みは取り除かれるよ」
番組の映像はこちらから。
ロッド・スチュワートは『ロッド・スチュワート・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』の日本盤が11月27日にリリースされることが決定している。
本作はロッド・スチュワートのオリジナルのヴォーカルをロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団によって演奏された新たなアレンジと融合させたもので、“It Takes Two”にはロビー・ウィリアムスも参加している。
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