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ジョン・レノンは1970年のインタヴューでザ・ビートルズの苦手な曲を明かしている。

10月9日はジョン・レノンにとって79回目の誕生日となっている。

ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターはキャリアを通じて180を超える曲を作っており、ジョン・レノンが最も好きになれなかったのは『ラバー・ソウル』の最後に収録されている“Run For Your Life”だという。

『メトロ』紙が指摘している通り、ジョン・レノンは1970年に米『ローリング・ストーン』誌に次のように語っている。「“Run For Your Life”を好きだったことはないね、途中で作るのをやめてしまった曲だから」

この曲はエルヴィス・プレスリーの楽曲“Baby Let’s Play House”から「I’d rather see you dead, little girl, than to be with another man(他の男といるくらいだったら、死んでくれるほうがましだ)」の部分を引用しているという。

「あやふやなんだけど、“Baby Let’s Play House”に影響されているんだよね」とジョン・レノンは語っている。「歌詞があるだろ、いくつかの曲から特定の歌詞を使うのが好きでね、だからそれを元に曲を作ったりもしたけど、重要な曲だとは思わないね」

ザ・ビートルズは失われていたと考えられていた映像がウェールズで発見され、パンの容器の中で保管されていたことが明らかになっている。また一方、『アビイ・ロード』の後にアルバムを作ろうと話していたことが分かるテープも新たに発見されているという。

このテープには、ビートルズの最後の日々にあった確執が収められており、ポール・マッカートニーはジョージ・ハリスンのソングライティングの才能を批判して「このアルバムまではジョージの曲はそこまでよくないと思っていたんだ」と語っている。ジョージ・ハリスンはそれに次のように応じている。「それは趣味の問題だよ。時間を経て、みんなも僕の曲を気に入ってくれるようになったわけだからね」

『アビイ・ロード』は9月26日にリリースから50年を迎えており、これを記念して50周年記念エディションがリリースされている。

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