リアム・ギャラガーは新たなインタヴューの中でオアシス時代の恩恵を受けられていることを幸運に思っていると語っている。
リアム・ギャラガーはオーストラリアの『スタック』誌によるインタヴューに応じて、自身の公演に幅広い世代のオーディエンスが集まっていることをどう思うかという質問に答えている。
「ありがたいことだよ、間違いなくね。言うまでもなく、オアシスのことを言っているんだけどさ」とリアム・ギャラガーは語っている。「俺たちの曲は20年~25年前からあるわけだけど、ウチの奴(ノエル・ギャラガー)は何かに訴えたんだよ。俺たちはバンドとして多くの人たちにとっての重要な存在になっていて、俺たちの曲が循環して回り続けているわけでね。今もその恩恵を受けられていることを幸運に思っているよ」
「お金のことを言っているわけじゃない。コンサートをやった時に、同世代の奴らだけでなく、16歳の子たちが飛び跳ねていてくれたりするんだからね。例えばカート・コバーンなんかは、亡くなっているわけで、神のご加護をって感じだけどさ、そういう恩恵を受けられていないわけでさ。既に亡くなってしまって、恩恵を受ける機会がなかったバンドたちは大勢いるんだ」
彼は次のように続けている。「つまり、ザ・ビートルズだってそうだよ。ポール・マッカートニーはその恩恵を受けているけどね。そういうわけで、俺は今も自分たちがその恩恵を受けられていることを幸運に思っているよ」
続けて、自身のこれまでのキャリアを振り返ることはあるかという質問には次のように答えている。「オアシスのことを考えない日は1日たりともない。バンドの写真を壁に掛けたり、CDを流したりなんてことはしないけどね。俺はいつだって振り返ることができるけど、オアシスのことを頻繁に俺に思い出させるのは周りの奴らなんだ。まあ、構わないんだけどさ。俺自身もオアシスの大ファンの1人だからね。自分たちがやったことを誇りに思っているよ」とリアム・ギャラガーは語っている。
先日、リアム・ギャラガーは口論を繰り広げ続けている兄のノエル・ギャラガーとの関係性は「既に終わって」いると語っている。
「ノエルの周囲にいる奴らが俺たちを引き離そうとしているんだよ」とリアム・ギャラガーは語っている。「俺にはもう(和解のために)アイツに差し出すオリーヴの枝などないよ。やるべきことはやったよ」
「『彼のことをポテトと呼ぶことをやめれば、彼もバンドを再結成してくれるんじゃないか』みたいなことを、みんなに言われるんだけどさ。あの間抜けはバンドを再結成したがらないんだ。あいつは自分が中心でありたいと思っているんだからね。あいつにはそういうほうが合っているんだよ。もしもあいつが今書いている音楽がオアシスに属するものだっていうのなら、俺はマジで驚くね。俺たちは離れていたほうがいいんだ」
「俺はくだらないことをツイートしたり、インターネットで散々なことをやらかしてきたけど、まあそれも人生だからな。あいつだってくだらないことをやっているからね。けど、それよりも前に既に終わっていたんだよ」
リアム・ギャラガーは9月20日にセカンド・ソロ・アルバム『ホワイ ・ミー? ホワイ・ノット』をリリースしている。『NME』は同作について4つ星をつけたレヴューで「その人物像により深みを与えるクラシックな続編」と評している。
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