GETTY

Photo: GETTY

ザ・リバティーンズのピート・ドハーティはスピード違反で捕まって半年間の免許停止の処分を受けたことが明らかになっている。

『デイリー・ミラー』紙によれば、ピート・ドハーティはスピードを超過して運転していた映像が同じ防犯カメラに4度収められていたとのことで、フォークストーン治安判事裁判所は彼に対して半年間の免許停止処分と9200ポンド(約121万円)の罰金を命じたという。

ピート・ドハーティは4度ともフォルクスワーゲンのトランスポーターを運転してスピードを超過していたといい、彼は裁判官に対してダッシュボードのライトが故障していたために自身が出しているスピードの表示が読めなかったと説明している。

ピート・ドハーティはいずれの機会も、制限時速30マイル(約48キロ)のケント州クリンフトンヴィルの道路でスピードを超過して運転していたという。

ピート・ドハーティが最初にスピードを超過して運転していたのは2018年の大晦日で、彼は当時、時速40マイル(約64キロ)で運転していたという。ピート・ドハーティはその5日後に時速38マイル(約61キロ)で運転していたところが確認されているほか、今年の1月6日と20日には時速36マイル(約58キロ)で運転していたことが明らかになっている。

ピート・ドハーティは今回の裁判に弁護士を立てずに出廷しており、毎月1万ポンド(約132万円)の収入を得ていることを明らかにしている。ピート・ドハーティはスピード違反1度につき2300ポンド(約30万円)の罰金が命じられているほか、彼は既に100ポンド(約13000円)を支払っており、運転免許から3点が減点されている。

ピート・ドハーティは先月、レンタル自転車に乗って2匹の犬を散歩しているところを目撃されて話題になっている。

ピート・ドハーティは今年5月にピーター・ドハーティ&ザ・プータ・マドレスとしてセルフ・タイトルを冠したデビュー・アルバムをリリースしている。『NME』は4つ星をつけたレヴューの中で同作について次のように評している。「ピートの最新作は、穏やかなフォーク・ソングのアルバムである。かつては暴動の渦中にいた少年も大人になり、海の側で心が穏やかになったようだ」

ピート・ドハーティは同作のリリースに際して『NME』のインタヴューに応じており、人生や死、収監、タブロイド紙で報じられている自身の素行について言及しながら、今は新しい人間になったような気がしていると語っている。

「実際、俺は年齢に関して大きな問題を抱えているんだ」とピート・ドハーティは語っている。「自分では(歳を取ったと)感じたことがないから、絶対にそれを認めたくなかったんだよ。とはいえ、他の人たちからそう言われるのが耳に入ってくるわけでさ。『参ったな。マジで死にたくないな』っていうことを思うんだ。(自分が死ぬということを)嗅ぎ分けられたら、自分でも納得できるようになって、何もかも楽になるんじゃないかって思っている部分もあるんだけどね」

ザ・リバティーンズは今月から12月にかけてUK&ヨーロッパ・ツアーを行うことが発表されている。

ドキュメンタリー『ボン・ジョヴィ:Thank You, Goodnight』をディズニープラスで見る 広告

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ