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ザ・プロディジーのキース・フリントは、MTVビデオ・ミュージック・アウォーズの盾、カスタムメイドのベッド、モーターサイクル用のレザー・ジャケット、鼻ピアスなどを含めた私物がオークションに出品されることが明らかになっている。

キース・フリントは今年3月にエセックスの自宅で亡くなっているところを発見されている。享年49歳だった。今回、キース・フリントの膨大な遺産を整理すべく、彼の私物170個以上がケンブリッジにてオークションにかけられるという。

出品される品々は、キース・フリントの音楽キャリアを振り返るものだけでなく、モータークロス・スポーツやアートを含めた彼の音楽以外の幅広い趣味がうかがえるものとなっている。フリントやクレヴァー・ブレインズ・フライング名義で活動したキース・フリントのソロ活動の音源やアートワークも出品物には含まれている。

オークションは現地時間の11月7日午後6時よりケンブリッジのシェフィンズにて行われる。オークションに先立って現地時間の11月3日に出品物の展示会も行われる。

競売人のマーティン・ミラードは次のように語っている。「これらのアイテムは、ステージの上でのキースと普段のキースの違いを示しています。このような由緒ある品々を価値付けることは不可能なので販売前の予想額は発表しません。しかし、多額の予算が必要となるでしょう」

先日、ザ・プロディジーはキース・フリントが50回目の誕生日を迎えたことを受けて追悼の意を表している。

キース・フリントの死後初となる彼の誕生日に際してザ・プロディジーはツイッターで次のように彼に追悼の意を表している。「誕生日おめでとう、フリンティ。君のことを考えなかった日はない。君が恋しいよ、兄弟。今いる場所で盛大に大騒ぎしてくれよ!」

ザ・プロディジーはリアム・ハウレットとマキシムのイニシャルである「L&M」でこの投稿を締めくくっており、キャリアを通じて撮影された彼らを含む3人やキース・フリントの一連の写真と合わせて投稿されている。

今年8月、ザ・プロディジーはスタジオでの写真を公開してキース・フリントの死後初めてとなるセッションを行ったことが明らかになっている。

プロディジーの公式ツイッターで公開された写真はリアム・ハウレットが機材の調整をしているところを収めたものとなっている。「スタジオに戻って、音を作っているところだよ」とキャプションには添えられ、次のように続いている。「プロディジーの新曲が始まるよ。#ザ・プロディジー #ビートのために生きている #俺たちは永遠 #ロックを止めることはできない」

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