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ノエル・ギャラガーモリッシーと共作したいと思っていることを明かして、物議を醸している彼の政治的な発言は気にしていないと語っている。

モリッシーは今年5月、「ザ・トゥナイト・ショウ・スターリング・ジミー・ファロン」に極右政党であるフォー・ブリテンのバッジを着けて出演したことで批判を浴びている。モリッシーはその後、物議を醸したインタヴューの中で人種差別主義者であることを否定した上で次のように語っている。「いまやその言葉は何の意味もなしていない。究極的には誰もが自分自身の人種のほうが好きなわけでね……そうなると、全員が人種差別主義者だっていうことになるのかい?」

ノエル・ギャラガーは『ザ・フェイス』誌によるインタヴューの中で、U2のボノと楽曲を共作したいかという質問に「ぜひしたいね」と答えた上で、次のように続けている。「彼の歌詞は素晴らしいからね。モリッシーとも曲を書いてみたいよ」

ノエル・ギャラガーはさらに次のように続けている。「俺がそうやって言うと、人々からはいつも『本当に? 彼の発言は気にしてないの?』っていうことを言われるんだけどさ。彼が言ってることなんてどうだっていいよ。だから何だ? っていうね」

「(性的虐待疑惑が物議を醸している)マイケル・ジャクソンの曲をラジオでかけるべきか、みたいなことと同じだよ……『スリラー』は罪を犯したのか? っていうさ。俺がモリッシーと曲が書きたいと言う時に指しているのは、ザ・スミスにいた彼のことなんだよ。彼の今の政治的な立ち位置について話しているわけではないからね。彼の歌声は、俺の青春時代や寝室に染み付いているんだよ。ぜひ一緒に曲を書いてみたいね。彼の歌声は素晴らしいよ」

ノエル・ギャラガーは以前、ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズの最新EP『ディス・イズ・ザ・プレイス』に収録されている“A Dream Is All You Need To Get By”をザ・スミスのB面曲になぞらえている。

「俺の耳にはザ・スミスの象徴的なB面曲のうちの1曲に聴こえるんだ。明らかなのは彼らの楽曲ほどよくはないということだけだね」とノエル・ギャラガーは同曲について述べている。

「曲がすぐに出来上がるというのは、いつだって良い兆候なんだ。まるでずっとそこに存在していたかのようなね。きっとマンチェスターのどこかにあったんだ」

昨年、ノエル・ギャラガーは自身やモリッシーと同じマンチェスター出身であるハッピー・マンデーズのショーン・ライダーとも曲を書いてみたいと語っている。

『NME』とのインタヴューで夢のコラボレーションについて訊かれると、ノエル・ギャラガーは次のように答えている。「ニール・ヤング&クレイジー・ホースは言っておきたいよな。彼らと曲を書いてレコーディングしたら、とんでもないものになるよ。モリッシーともやりたいよな。俺の10代の大きな部分を占めているからね。ショーン・ライダーとも曲を書いてみたいな。素晴らしいものになるはずだよ」

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