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アメリカのドナルド・トランプ大統領はニッケルバックのミュージック・ビデオを使った映像をツイートしたことが話題となっている。

ドナルド・トランプ大統領は来年の大統領選挙で対決する可能性のある民主党のジョー・バイデン候補についてウクライナでの汚職疑惑で捜査するようウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領に電話をしたことが明らかになっている。ドナルド・トランプ大統領はこうした追及に「馬鹿げている」と反論していた。

今回、ドナルド・トランプ大統領はジョー・バイデンが「ウクライナでの海外ビジネスについて息子と話をしたことはない」と発言する動画を投稿し、動画はその後にニッケルバックの“Photograph”のミュージック・ビデオが続くものとなっていて、「この写真を見てくれ/いつも笑ってしまうんだ」という歌詞の部分が使われ、ジョー・バイデンと息子のハンター・バイデンがウクライナのガス会社の取締役とゴルフをする写真が映し出されるものとなっている。

なお、この写真でウクライナのガス会社の取締役と説明されている人物は、実際にウクライナのガス会社のブリスマで取締役を務めているデヴォン・アーチャーという人物だが、ハンター・バイデンがウクライナのビジネスに乗り出す前から彼のビジネス・パートナーだったという。

先日、ザ・ローリング・ストーンズのフロントマンであるミック・ジャガーは気候変動に対するドナルド・トランプ大統領の姿勢を批判し、公衆に「ウソをついている」としてボリス・ジョンソン英首相についても批判している。

「僕らは今、非常に困難な状況にあるわけでさ。とりわけアメリカにおいては、かつてきちんと管理されていたはずの環境統制が、現行の政権のせいで後退してしまっていて、壊滅的な状況になってしまっているんだ」

「アメリカは環境統制における世界のリーダーであるべきなのに、今や反対の方向に進んでしまっているんだよ」

ミック・ジャガーは続けてイギリスの政情について言及して、ボリス・ジョンソン首相について国民を分断し、公衆にウソをついているとして彼を批判している。

「(英国議会を5週間にわたって閉鎖することが発表されたことに言及して)先週の僕の国といい、多くの国がそうなわけだけど、とりわけアメリカについて言えば、劇的な変化が起きてしまっているわけでさ。礼儀というものがないんだよ」とミック・ジャガーは語っている。

「礼儀がすべてだとは思わないけどさ」とミック・ジャガーは前置きをした上で、次のように自身の懸念を語っている。「これらの組み合わせが導くのは、分断や無作法、ウソでしかないからね」

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