Trainspotting

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『トレインスポッティング』の著者であるアーヴィン・ウェルシュは三部作を完結させる3作目となる続編を制作する可能性を示唆している。

映画『トレインスポッティング』はダニー・ボイルが監督を務めた1996年発表の同名作に続く2作目となる『T2 トレインスポッティング』が2017年に公開されている。本作の監督は再びダニー・ボイルが務めているほか、主要キャストの多くも続投している。

スコットランド出身のアーヴィン・ウェルシュは今回、映画史に残る3部作の名作を挙げながら、『トレインスポッティング』の続編を制作する可能性を示唆している。

「『ゴッドファーザー PART III』だったり、『ターミネーター3』を考えてみると、三位一体となるものをやってみたい誘惑はあるわけでね。ダニー(・ボイル)の心の中のカトリックが呼び起こされるかもしれないよね」とアーヴィン・ウェルシュはポッドキャスト「エニシング・ゴーズ」で語っている。

「2作目に取り掛かり始めるまでにかなりの時間を要してしまったからね。3作目に取り組む準備が整う頃には、みんな老人ホームにいるかもしれないよね」

「急いで取り組み始めなければならないだろうね。いずれにせよ僕にとってはかなり興味がそそられることなんだ」

同じインタヴューの中で、アーヴィン・ウェルシュは『トレインスポッティング』に登場するベグビーを主人公に据えた2016年発表の小説『ザ・ブレイド・アーティスト(原題)』を映画化する可能性にも言及している。「ベグビー1人の映画をやりたいと思っているんだ」とアーヴィン・ウェルシュは説明している。「(映画でベグビー役を演じている)ロバート・カーライルが90分を通して暴れ続けるという、短い映画をね」

以前、アーヴィン・ウェルシュは『T2 トレインスポッティング』の公開に先駆け、3作目として『ザ・ブレイド・アーティスト』を映画化する可能性について次のように述べている。「すごく映画向きの作品だと思うんだ」とアーヴィン・ウェルシュは語っている。「力強い作品だと思うし、三幕構成で、余分な要素もほとんど入っていないわけでね。他の『トレインスポッティング』の関連作よりも合ってると思うんだ」

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