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カーディ・Bは米「WE TV」による新たな番組「アントールド・ストーリーズ・オブ・ヒップホップ」に出演して、過去に雑誌の撮影現場で体験したセクシャル・ハラスメントについて打ち明けている。

カーディ・Bは番組の司会者で制作総指揮も務めるアンディ・マルティネスによるインタヴューに応じており、カーディ・Bが出演した初回となるエピソードは現地時間9月26日午後10時に放送されている。

「エンタテインメント・トゥナイト」では事前に番組の映像の一部が公開されており、カーディ・Bはその中で過去にセクシャル・ハラスメントを受けた体験を次のように打ち明けている。「とある雑誌の撮影に臨んだ時のことは忘れないわ。フォトグラファーが近づいてきて、『なあ、この雑誌に載りたいんだろ?』みたいなことを言ってきたの。その後で、自分のアソコを見せつけてきたのよ。ものすごく怒りが湧いた。『こんなのおかしいわ』って私は言ったの」

アンディ・マルティネスからそのフォトグラファーにどう対処したのかと訊かれると、カーディ・Bは次のように答えている。「『ふざけないでよ。いいこと? 私は降りる』って言ってやったわ」カーディ・Bはその後、雑誌の編集長にこの一件を伝えたものの、蔑ろにされたとして次のように明かしている。「何がクレイジーかって言うとね、雑誌の編集長にもこのことを伝えたのに、彼からはこう言われたの。『だから? それで?』ってね」

「#MeTooのムーヴメントを見ていて思うのは」とカーディ・Bは続けている。「同じような出自の女の子たちも、私と似たような扱いを受けてきたということよ。くだらないことのために、特定の行為を強いられるの。これは毎日起きていることよ」とカーディー・Bは語り、今では嫌がらせを受けることもなくなったとして次のように続けている。「(嫌がらせを受けることは)まったくない。そんな奴らはインスタグラムで晒してやるわ。打ち負かしてやる」

アンディ・マルティネスは『ニューヨーク・ポスト』紙に対して「アントールド・ストーリーズ・オブ・ヒップホップ」によるカーディ・Bへのインタヴューについて、彼女がデビュー・アルバム『インベージョン・オブ・プライバシー』でグラミー賞の最優秀ラップ・アルバム賞を受賞した翌日に収録されたものだと明かしている。

「(ヒップホップのミュージック・ビデオに登場するセクシーな女性を意味する)ビデオ・ヴィクセンたちがこれまでに(セクシャル・ハラスメントを)訴えてきたのに、誰1人として気にかけなかったのよ」とカーディ・Bは昨年『コスモポリタン』誌に語っている。

「私がそういう女性になろうとした時には、『雑誌の表紙にでもなりたいのか?』ってうことを言われたものよ。それで、自分のアソコを出し始めるのよ。1人の女性が立ち上がってこのことを告発したところで、『だから何だ? お前は女なんだから、問題ないだろ』って言われて終わるに違いないわ」

一方、カーディ・Bはポスト・マローンと共に参加したフレンチ・モンタナの新曲“Writing On The Wall”が現地時間9月26日にリリースされている。

“Writing on the Wall”のミュージック・ビデオはこちらから。

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