ニッキー・ミナージュは数週間前に引退発言を行っているなか、マーダー・ビーツのプロデュースによるフィラデルフィア出身のラッパーであるPnBロックとの新曲“Fendi”がリリースされている。
ニッキー・ミナージュは9月25日にインスタグラムを更新して、楽曲のタイトルであるフェンディの衣装に身を包んだ自身とPnBロック、マーダー・ビーツのイラストが描かれた“Fendi”のアートワークを公開して同曲のリリースを予告していた。ニッキー・ミナージュは同曲の冒頭でコラボレーターたちを次のように祝福している。「ねえ、この曲は本当に私のお気に入りよ。誓うわ」
“Fendi”の音源はこちらから。
今回のリリースに先駆け、ニッキー・ミナージュは数週間前にマイクを置く決断をしたことを唐突に示唆している。ニッキー・ミナージュは現地時間9月5日に表舞台から退く可能性を明らかにしており、「引退して家族を持つことに決めた」とツイートしていた。
「これでみんなが喜んでくれるのは分かってる」とニッキー・ミナージュはツイートしている。「ファンのみんな、私のことを応援し続けて。死ぬまでよ。ずっといるから。だって、じゃないと誰も私のことをチェックしてくれないから。みんなのことを一生愛しているわ」
ニッキー・ミナージュはその後、先の引退発言について自身が司会を務める「Beats 1」内の番組「クイーン・ラジオ」で説明することを約束している。「ゲストはなしよ。私たちだけで、何もかも話してあげる。ツイートは唐突過ぎたと思うし、思いやりがなかったわ。ごめんなさいね」とニッキー・ミナージュは「引退発言のことについて話してほしい」とツイートしたファンに返信する形でツイートしている。
ニッキー・ミナージュは予想外の引退発言に先駆け、フェンディとのコラボとなる自身のライン「フェンディ・プリンツ・オン」のプロモーションのために米『エル』誌のインタヴューに応じている。ニッキー・ミナージュは現地時間9月17日に刊行された同誌に掲載されたインタヴューの中でニュー・アルバムに取り組んでいたことを認めており、2018年発表の最新作『クイーン』に続く新作について「獰猛かつ愉快で、あけすけ」なアルバムになっているとし、次のように続けている。「このアルバムにはみんなが大好きなニッキーが詰め込まれているわ。それも、はるかに大きなサウンドでね」
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