リアム・ギャラガーはザ・プロディジーについてキース・フリントが亡くなった後も「活動していく余地」はあると考えていると語っている。
キース・フリントは今年3月にエセックスの自宅で亡くなっているところを発見されている。当初の検視では首吊りによって亡くなったと判断されていたものの、毒物検査の結果、彼の体内からはコカインやアルコール、(鎮痛効果のある)コデインが検出されたことが明らかになっている。検視官は先日、キース・フリントについて証拠不十分のために死因不明とする評決を下している。
アップル・ミュージックの「Beats1」におけるマット・ウィルキンソンとのインタヴューでリアム・ギャラガーはキース・フリントの死について振り返っている。「彼がそんなことをしなければいけなかった段階にいたということがひどいよね。そうやって亡くなった他の人たちもそうだけどさ」と彼は語っている。「信じられなかったよ。そうだろ」
“He was a mega frontman…”
Real nice words from @liamgallagher on Keith Flint and @the_prodigy this morning
? https://t.co/ucSOwhvapQ pic.twitter.com/bEUfCoMyNv
— Matt Wilkinson (@w1lko) September 20, 2019
リアム・ギャラガーはリアム・ハウレットとザ・プロディジーの今後について話したことも語っている。「俺はこんな風に言ったんだ。ザ・プロディジーには活動していく余地がまだあるってね。キースがいてもいなくてもさ」と彼は語っている。「あいつらは物事に適応できるバンドだからね。(キース・フリントは)偉大なフロントマンで大きな役割を担っていたけれど、それを違う形で見て、違うアングルから考えていかなくちゃならなくなるわけでさ。それがザ・プロディジーについて俺が思うことだね」
リアム・ギャラガーは今年のグラストンベリー・フェスティバルでザ・プロディジーのキース・フリントに追悼の意を表するパフォーマンスを行っている。彼は観客に次のように語っている。「まったくもってお前らは素晴らしいよ。これが最後の曲なんだけど、他でもないキース・フリントに捧げたいと思う。“Champagne Supernova”だ。自分のことを気にかけて、素晴らしい夜を過ごしてくれ」
一方、ザ・プロディジーはフロントマンであるキース・フリントが50回目の誕生日を迎えた現地時間9月17日に今は亡き彼に追悼の意を表している。キース・フリントが亡くなってから迎えた初めての彼の誕生日となったこの日、ザ・プロディジーはツイッターで次のように彼に追悼の意を表している。「誕生日おめでとう、フリンティ。君のことを考えなかった日はない。君が恋しいよ、兄弟。今いる場所で盛大に大騒ぎしてくれよ!」
ザ・プロディジーは先日キース・フリントの逝去を受けて、ファンに向けてメンタル・ヘルスによりオープンになり、積極的に助けを求めていくよう促すメッセージを投稿している。「キースが亡くなってからの数週間は、全員にとって辛い時間だった」とザ・プロディジーはバンドのインスタグラムに投稿している。「もしも君が鬱や依存症、自殺願望に苦しんでいるのだとしたら、どうか1人で苦しまないでほしい」
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