レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジは新たなインタヴューの中でかつて自分たちこそが最高のバンドだと考えていた理由について明かしている。
ジミー・ペイジは『アンカット』誌によるインタヴューに応じて、他のバンドでは自分たちに敵わないと考えていた理由について次のように明かしている。「自惚れることなく、そういうことについて話すのは難しいけどさ。僕たちこそがベストだったって、たくさんのミュージシャンたちが言ってくれるんだ」とジミー・ペイジは語っている。
「アルバムの売り上げだったり、ライヴの動員についてのことではないよ。僕たちなら誰が相手でも、自分たちの持っているものを発揮できると思うんだ」とジミー・ペイジは続けている。「要するに、ミュージシャンの集まりとしてのバンドで言えば、僕たちが一番だったと思っている。偉大なソングライターが1人か2人いて、他の人たちが彼らについていくということではないんだ。それぞれの分野における、最高の技術を持ったミュージシャンたちが集まっているということでね。レッド・ツェッペリンとは、まさにそういうものだったんだ」
ジミー・ペイジは続けて、かつて2012年にジャーナリストのチャーリー・ローズと行ったインタヴューについても言及している。ジミー・ペイジは当時、レッド・ツェッペリンこそが最高のバンドだったと語っていた一方で、シンガーのロバート・プラントはこれを否定していた。
「どうすればバンドがうまく機能するのかを知りたがっている若手ミュージシャンがいたとしたら、レッド・ツェッペリンはいいお手本になると思うよ。ジョン(・ポール・ジョーンズ)と僕でも、ロバート(・プラント)と僕でも、ジョン・ポール・ジョーンズとジョン・ボーナムでも、4人のうちのどんな組み合わせでも特別なものを生み出すことができたんだ」とジミー・ペイジは語っている。
「もしかたらロバートは、インタヴュアーの人に『いやいや、偉大なバンドならたくさんいたよ』みたいなことを言ったのかもしれなけど、それは紳士として言ったまでなわけでね。もちろん、僕も彼と同意見だよ。多くのアーティストたちが素晴らしい音楽を生み出していたことには間違いない。ただ、ロックンロールの錬金術について言うのであれば、僕の思っていることを言わざるを得ないね。僕たちこそが最高だったってね」
一方、レッド・ツェッペリンはバンドの50周年を記念したドキュメンタリー作品を公開することが発表されている。
ドキュメンタリー作品『アメリカン・エピック』などで知られるバーナード・マクマホンが監督を務める、まだタイトルのつけられていないこのプロジェクトは、頭角を現し始めた4人のメンバーの60年代の活動から『レッド・ツェッペリン II』でザ・ビートルズの『アビイ・ロード』に取って代わって全米チャートの首位を獲得したバンドの初期を追ったものとなるという。
本作にはロバート・プラントやジミー・ペイジ、ジョン・ポール・ジョーンズらの最新インタヴューのほか、故ジョン・ボーナムの未公開インタヴュー映像も使用される。
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