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クリス・コーネルの娘であるトニ・コーネルはファースト・シングルとなる父親のプロデュースによる楽曲“Far Away Places”がリリースされている。

『ヴァラエティ』誌によれば、“Far Away Places”はクリス・コーネルが2017年5月に亡くなる3ヶ月前の、同年2月にマイアミにあるクリス・コーネルの自宅スタジオでプロデュースされた楽曲だという。今年9月18日に15歳の誕生日を迎えたトニ・コーネルだが、曲が書かれた当時は12歳だった。

トニ・コーネルは“Far Away Places”で次のように歌っている。「Who would I give a key? Who will be there for me? Who’s going to show me how to trust / To trust somebody, to trust somebody, to trust somebody else / Without losing myself(誰に鍵を渡せばいい? 誰が私のそばにいてくれるの? 誰が私に信頼を教えてくれるの?/誰かを信じたいの、誰かを信じたい。誰か他の人を/自分を見失わずにね)」

“Far Away Places”の音源はこちらから。

“Far Away Places”は2018年に公開された同名のショート・フィルム『ファー・アウェイ・プレイシズ(原題)』で使用されていた。『ファー・アウェイ・プレイシズ』はクリス・コーネル一家の友人である現在18歳の脚本家/監督のタティアナ・シャンクスが手掛けた作品で、2018年に様々な国際映画祭で上映されている。

トニ・コーネルは今年1月にロサンゼルスで開催されたクリス・コーネルの追悼コンサートでボブ・マーリーの息子であるジギーと共演して、ボブ・マーリーの”Redemption Song”をカヴァーしている。また、昨年5月には父の日を記念して、シネイド・オコナーの“Nothing Compares 2 U”を父親とデュエットした未公開音源を公開している。

「私たちの特別な結びつきは、いつもアートを通じてだった」とトニ・コーネルは2017年の父の日にクリス・コーネルを追悼している。「詩に本、音楽、文章。私たちは2人ともそれを心から愛してた」

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