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ビリー・アイリッシュは子どもたちの間で広まるオンラインでの暴言や嫌がらせに取り組む運動に自身の楽曲“When The Party’s Over”の使用許可を無償で提供したことが称賛を集めている。

ビリー・アイリッシュが同曲を提供したのは「アー・ユア・ワーズ・ドゥーイング・ダメージ?(『あなたの言葉は誰かを傷つけているか?』の意)」と題されたキャンペーン動画でオンラインでの暴言や嫌がらせに直面した子どもたちが次第にその影響を受け始めていく様子が収められたものとなっている。動画の監督を務めたのはオーストラリア出身の10代のクリエイターであるシャーロット・マクラヴァティで、彼女は撮影のセット内でビリー・アイリッシュの“When The Party’s Over”が頻繁にかけていたことを受け、ビリー・アイリッシュに楽曲の使用許諾を求めたのだという。

シャーロット・マクラヴァティはオーストラリアのテレビ番組「ザ・プロジェクト」に出演して次のように語っている。「私たちはとても幸運でした!」

「出演者たちがキャラクターに入り込めるよう、(撮影中は)ビリー・アイリッシュの楽曲を流していました。そのうちに『素晴らしいわ。彼女の曲を使うことはできない?』とみんなが思うようになったのです」と現在15歳のシャーロット・マクラヴァティは語っている。

「それで、彼女に連絡を取ってみたところ、『もちろん!』と言ってくれたのです」

「(ビリーは)まさにそういう人そのものだったのです。とても素敵だと思います」とシャーロット・マクラヴァティは続けている。

「アー・ユア・ワーズ・ドゥーイング・ダメージ?」の動画は、チャリティー・キャンペーン「ドリーズ・ドリーム」の周知を兼ねたものになっている。「ドリーズ・ドリーム」は「ドリー」の愛称で親しまれていたエイミー・エヴァレットのために立ち上げられたキャンペーンで、彼女は今年、いじめやオンラインでの暴言や嫌がらせを受けたことが原因で14歳の若さで自殺している。

ビリー・アイリッシュは先日、最新シングルとなる“all the good girls go to hell”のミュージック・ビデオが公開されている。

“all the good girls go to hell”はビリー・アイリッシュのデビュー・アルバム『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』からの6曲目のシングルとなっており、ビリー・アイリッシュは2018年7月から2019年3月にかけ、“you should see me in a crown”や“when the party’s over”、“bury a friend”、“wish you were gay”、“bad guy”の5曲をシングルとしてリリースしている。

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