スティングは10月に行われる来日公演に向けてオフィシャル・インタヴューの内容が公開されている。
スティングはセルフ・カヴァー・アルバム『マイ・ソングス』を今年5月にリリースしており、現在海外で行われている「2019 マイ・ソングス・ツアー」の最新ライヴ音源11曲が追加収録されたスペシャル・エディションが10月4日にリリースされることも決定している。
来日公演は全国4都市5公演で開催される。
オフィシャル・インタヴューの内容は以下の通り。
ヨーロッパとアメリカのツアーが一段落したところだと思いますが、ファンの反応はどうでしたか?
「ツアーをするのが大好きだし、ステージに立っていると今でもエネルギーをもらえるんだ。私のパフォーマンスを観たい、という数千人のオーディエンスの前に立つ感覚は筆舌に尽くしがたいね。だからステージに立って、興奮しないわけにはいかないよね。そして、ありがたいことに、コンサートに訪れたファンにはまだ「金を返してくれ」とは言われていないよ(笑)」
今回のツアーのセットリストはどうなりますか?
「5月に過去の楽曲を現代風にアレンジした『マイ・ソングス』というアルバムをリリースした。原曲から一部を再構築したり、再構成したり、そんなアルバムからの楽曲からたくさん聴くことができるよ。もちろんそれ以外の楽曲もね。日本公演は私のキャリアを総括したセットリストになる予定だ。」
日本公演は4都市5公演になりますが、セットリストは少し変わりますか?
「セットリストはいくつかバリエーションがあるよ。 私にとって音楽で最も大切な要素はサプライズだから、それが何かを確かめにぜひコンサートに足を運んでほしい! 」
今回のツアーのバンド・メンバーについて教えて下さい。シャギーのバンドのメンバーもいるんですよね?彼らを今回のツアーに起用した理由は?
「そうだね!このツアーでは長年の盟友ドミニク・ミラー、ドミニクの息子のルーファスもギターを弾くよ。ドラムにはジョシュ・フリース。キーボードはケヴォン・ウェブスターで、バック・ボーカルにジーン・ノーブルとメリッサ・ミュジークがいるんだけど、この3人はシャギーのバンド・メンバーだ。彼とのコラボアルバム『44/876』のツアーにも参加してくれたよ。それから、ハーモニカは最年少のメンバーのシェーン・セーガーがいるよ。」
アルバム『マイ・ソングス』では、原曲のパートを一部活かしているものの、ヴォーカルは全て録り直したということです。それは、自身のヴォーカルについては今が一番だと感じているからでしょうか?
「私の歌声は10年前、20年前、30年前の時とは大きく変わっていて…40年前の歌声とも大きく変化しているんだ。それはワインのようなもので、年月を経て、豊かさや深みを増し、語るべき物語が増えていくようなものだ。つまり、今のレコードが昔とは違ったサウンドで聞こえてくるのと同じだよ。」
今回は1週間ほど日本に滞在することになりますが、行きたいところや、楽しみにしていることはありますか?
「日本に行くのが待ち遠しいよ。熱心なオーディエンスの前でパフォーマンスをしたり、日本の文化を体験したことなど、素晴らしい思い出が日本にはあるんだ。 世界を知る機会を得られるからツアーが楽しくて、次のコンサート会場に行ってしまう前に、訪れた都市を少し見たいと思っているよ。 」
最後に、来日公演を楽しみにしている日本のファンにメッセージをお願いします。
「いつも献身的なサポートをありがとう。来月のコンサートで会えるのを楽しみにしているよ!」
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