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シネイド・オコナーはかつてプリンスに「殴られそう」になったことがあると語り、彼のバック・バンドにいた女性たちの中には肋骨を折ってしまったメンバーもいたと主張している。

今回、シネイド・オコナーは自身のヒット曲である“Nothing Compares 2 U”を手掛けた彼との過去の確執について語っている。

「プリンスから殴られそうになったことがあるわ」とシネイド・オコナーは英ITVの「グッド・モーニング・ブリテン」に出演して語っている。「とても恐ろしい体験だった。ある晩に彼の家に来るように言われて、愚かなことに私は一人でそこへ行ってしまったの。プリンスは私が彼の言いなりにならずに、その曲を勝手にレコーディングしたことが気に食わなかったのよ」

シネイド・オコナーは次のように続けている。「彼は私に自分の言いなりになるように求めて、インタヴューで汚い言葉を使わないように言われたわ。私から離れるように伝えたら、彼が突っかかってきたの。彼は階段を登って、枕を手に戻ってきた。枕には何か固いものが隠されてたわ。私は彼の家から逃げて、木の後ろに隠れたの」

彼女はさらに次のように語っている。「朝5時にマリブのハイウェイで彼と会ったわ。彼に唾を吐きかけたら、彼は私を殴ろうとしてきた。私は(助けを求めて)誰かの家のインターホンを押したの。そういう状況になった時には、そうするように父親からいつも言われていたから」

シネイド・オコナーは当時のプリンスについて「薬物のせいで暗い時期にあった」とした上で、次のように明かしている。「彼に攻撃されたのは私だけじゃないわ。バンドにいた女の子の中には肋骨を折って入院を余儀なくされた女の子もいた」

『NME』ではプリンスの遺産管理団体にコメントを求めている。

シネイド・オコナーによる今回の発言は、彼女が先週、昨年「白人とは二度と一緒に過ごしたくない」と発言したことを謝罪したことに続くものとなっている。アイルランドの番組「ザ・レイト・レイト・ショウ」で表舞台への復帰を果たしたシネイド・オコナーは現地時間9月7日、昨年11月に物議を醸した当該の発言について「当時も本心ではなく、今も本心ではない」とツイッターで釈明している。シネイド・オコナーは当時について「怒っていて不安定」だったために当該のツイートをしてしまったと述べている。

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