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アデルが、ツアーを行うとなった場合に最も不安になるのは、パフォーマンスの途中で声が出なくなることだと語っている。

米『ローリング・ストーン』誌に対し、アデルは、息子のアンジェロが就学する年齢に近づいてきたこともあり、アルバム『25』のためのライヴを最後に、しばらくツアーは行わない可能性が高いと明かしている。

「じっくりと考えたの。『何か、新しいことができないかしら?』って。それがツアーだった。なぜなら、これまできちんとやってなかったから」。アデルはそう言いながらも、大規模アリーナで行うツアーに少ししか観客がいなかったらどうしようという恐れを抱いていると語った。

またアデルは、長期にわたるツアーが影響して喉の不調が起こり、それが彼女に多くの影響を及ぼす可能性についても述べている。

「もし喉を壊してしまったら、二度とツアーはできなくなるわ。たとえ治療できて、レコーディングなんかはできるようになっても、ツアーをしてまた喉の調子がおかしくなって、他のこともできなくなってしまうのが怖いのよ」

さらにアデルは、ブラーのデーモン・アルバーンと一緒に仕事をした際に小さな衝突があったことについて、「憧れの人には会うべきではない」ということを痛感したと後悔を口にしている。

「何が悲しいって、私は昔からブラーの大ファンだったってことなのよ。とても残念だし、最初から一緒に仕事をしなければよかったって後悔してるわ」

「彼は私のことを不安定だと言ったの。でも私は、自分ほど落ち着いてる人間もなかなかいないと思ってる。私は彼に、自分の中にある懸念について意見を聞いたの、子供を連れて現場に戻ることについてね。だって彼にも子供がいるから。そうしたら、私を不安定だなんて言うんだもの」

アデルのニュー・アルバム『25』から最初にシングル・カットされた“Hello”は、UKシングル・チャートで2週連続の1位が確実とみられている。先週はアメリカでも1週間で100万回以上のダウンロード数という新記録を樹立している。しかし、同曲はトム・ウェイツの楽曲“Martha”に似ているとの批判も上がっている。

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