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ワン・ダイレクションのルイ・トムリンソンの妹であるフェリシティ・トムリンソンは死因審問によって「不慮のオーヴァードーズ」で亡くなっていたことが明らかになっている。

ファッション・デザイナーやインスタグラムのインフルエンサーとして活躍していたフェリシティ・トムリンソンは今年の3月にロンドンの自宅で心臓発作を起こして亡くなっている。享年18歳だった。

今回の検視法廷によれば、フェリシティ・トムリンソンは「中毒を引き起こす」レベルのコカインやザナックス、オキシコドンを含む「壊滅的な量の」薬物を摂取した後で亡くなったことが明らかになっている。

「フェリシティ・グレイス・トムリンソンは2019年3月131に薬物中毒が原因で亡くなりました」と英『ハフィントン・ポスト』によれば検視官は結論づけたという。「彼女は自宅で意識不明になっているところを友人に発見されました。駆けつけたロンドンの救急隊によって救命措置が行われたものの、その場で息を引き取りました」

フェリシティ・トムリンソンは亡くなる前、2016年12月に43歳だった母親のジョアンナ・ディーキンを白血病で亡くしている。死因審問ではフェリシティ・トムリンソンが母親を亡くして以来、「気を紛らすために薬物を使うようになった」ことについても言及されている。

「最も適切な結論としては、不慮の出来事だったということになるでしょう」と検視官は結論づけている。「個人が自発的に薬物を摂取し、その薬物の副作用に誤って屈してしまったのです」

「彼女自身もある程度は摂取するリスクを承知していたことには違いないと思いますが、故意に自らの命を断ったわけではないでしょう」

ルイ・トムリンソンは今年2月、母親との思い出に捧げた楽曲“Two of Us”をリリースしている。

フェリシティ・トムリンソンの訃報を受け、同郷のドンカスターでお互いに知り合いだったというヤングブラッドはフェリシティ・トムリンソンに追悼の意を表している。

「彼女は俺がヤングブラッドと名乗る前から応援してくれていたんだ。すごく協力的でね。俺は彼女と一緒に育ってきたから、本当に悲しいよ」

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