Graham MacIndo

Photo: Graham MacIndo

ザ・ナショナルはダニエル・ジョンストンに追悼の意を表して“Devil Town”のカヴァーを披露している。

ダニエル・ジョンストンは現地時間9月10日に心臓発作となって亡くなったことが明らかにされている。遺族は声明で次のように述べている。「ジョンストン家は深い悲しみのなか、兄弟であるダニエル・ジョンストンの訃報を発表します。彼はテキサス州ヒューストン郊外の自宅で今朝、自然死で亡くなりました」

ザ・ナショナルは9月11日にテキサス州ヒューストンのホワイト・オーク・ミュージック・ホールで行われた公演のアンコールで、“Not In Kansas”に組み込む形でダニエル・ジョンストンの“Devil Town”を演奏している。

バンドが公開した動画はこちらから。

ダニエル・ジョンストンは5人兄弟の末っ子としてカリフォルニア州サクラメントで1961年1月22日に生まれている。彼はウェスト・ヴァージニアで育ち、80年代の初めにオースティンに移っている。彼のファースト・アルバム『ソングス・オブ・ペイン』は1980年にリリースされ、3年後に『ハイ、ハウ・アー・ユー』を商業的な成功を収めている。

キャリアを通してオリジナル楽曲によるアルバムを17枚リリースしており、『ジ・オースティン・クロニクル』紙によれば、ダニエル・ジョンストンにはリリースしようと考えていたオリジナル・アルバムがあと1枚は少なくともあるという。

「ここ数年、ブライアン・ビーティと新しいアルバムに取り組んできたから、早くリリースできることを願ってるよ」とダニエル・ジョンストンは2018年に『ジ・オースティン・クロニクル』紙に語っている。

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