リアム・ギャラガーは来たるニュー・アルバムで1曲だけ特定の人物に向けて書いた楽曲を明かしている。
リアム・ギャラガーは9月20日にニュー・アルバム『ホワイ・ミー?・ホワイ・ノット』をリリースする予定となっている。
イタリアの『コリエーレ・デラ・セラ』紙のインタヴューを受けたリアム・ギャラガーは、新作の歌詞が兄のノエル・ギャラガーに向けた手紙のようだというインタヴュアーの質問に答えている。
「特定の誰かの曲っていうよりは今回の曲は人生についてのものだよね」とリアム・ギャラガーは語っている。「多くの人がこれってノエルについて言ってるんだよねって言ってくるんだけどさ。あいつは俺の人生にとって重要なものだよ。他の兄弟や母親や子どもたち、デビー(・グィザー)、マンチェスター・シティなんかと同じようにね……でも、“Now That I’ve Found You”だけは特定の人物に向けての曲なんだ。娘とは長年ずっと会ってなくて、やっと関係を持つことができたからね」
また、「何も持ってない頃のほうが楽しむのは簡単だった」という歌詞で始まる“Once”についてリアム・ギャラガーは次のように語っている。「常にどこから始まったかを忘れないでおくことは重要だよな。成功して、毛皮もあれば、車もあれば、グッチの服も、アマルフィ海岸でのヴァケーションもあるわけだけどさ。人間って物を所有することに執着してしまうけど、すぐにそれが何の価値もなかったってことに気づくんだ。俺にもそれはあったよ。俺は美しいものが大好きだけど、金の腕時計やらダイヤモンドやらってタイプじゃないからな」
先日、リアム・ギャラガーはオアシスの解散から今年で10年を迎えたことを振り返っている。
オアシスは2009年8月28日にパリでロック・アン・セーヌ・フェスティバルのステージに上がる直前に解散しており、解散から今年で10年を迎えている。ノエル・ギャラガーは当時、リアム・ギャラガーに自身のギターを破壊されたことを受けてフェスティバルへの出演をキャンセルすることを決め、そのままバンドから脱退している。
「知ってるよ。アイツ(ノエル・ギャラガー)は恥を知れっていう感じだよ。アイツは今、この世界のどこにいるんだろうな。どこかにある暗い部屋の食器棚に隠れてるに違いないよ」とリアム・ギャラガーは語っている。
「俺には信じられないよ。当時は万事が順調だったんだ。10年前は何もかもが順調だったんだよ。それなのに……君も知っているだろうけどさ。けど、俺たちはもう一度うまくいき始めている。世の中がうまく回り始めているんだ」
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